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初期仏教の「悟り」とは、物理的なゴリ押しである

心理学的な考えだが、人間の欲や執着は、潜在意識や無意識として、夢の世界に反映されているという考えがある。

それは本当であり、夢の世界に反映されるということは、夢の世界の住人である、イマジナリーフレンドにも反映される。

イマジナリーフレンドは、多重人格の別人格になったり、催眠術が発動する原因になったり、人間の精神や行動に大きな影響を与える場合がある。

仏教において、欲や執着を断つことで、悟りを開くということは、夢の世界に干渉することである。

それは、夢の世界の住人である、イマジナリーフレンドたちとの争いを意味している。

だから、仏教には、天魔と呼ばれる魔王と争ったり、サキュバス的な女の悪魔に誘惑されたりと、様々な逸話がある。

仏教の逸話は、荒唐無稽な話しのように見えて、実は理にかなっている。

分かりやすくいうと、多重人格の別人格が脳内に存在しても、それらの人格を消滅させたり、制御したり、することで、その人格が持っている、欲や執着に振り回されなくなる。

多重人格の別人格や、イマジナリーフレンドのようになった、夢の世界の住人たちは、現実世界の人間の精神や行動に大きく干渉してしまう。

そして、多重人格の別人格は、人間の人格と同じで、自然に消滅しない。

本人が欲や執着を捨てても、彼らが欲や執着を持っていた場合、どうしても、彼らの欲や執着に縛られてしまう。

つまり、もともとは自分の欲が原因であっても、本人から分離した、解離した、欲や執着は自然に消滅しない。

仏教において、欲や執着を手放して「悟り」を開く原理とは、欲や執着を断つことで、夢の世界の住人を消滅させるのではなく、夢の世界の住人が消滅すれば、欲や執着から開放されるという思想である。

その方法は、変性意識と呼ばれる特殊な状態を使用する。

そういった、精神操作は、トランス状態や催眠状態、睡眠時に夢を見ている状態などで、行われる特殊なものである。

だから、夢の分析において、夢の中で死ぬことや、他者を殺す夢は、良い夢だとされる。

これは、仏教の原理そのものである。

ちなみに、釈迦は苦行を積んで、変性意識の状態を誘発することで、磁覚のような能力を発動させてから、磁気的な、量子的なエネルギーの操作を行い、夢の世界の自分の人格、つまり、魂を消滅させて、解脱を果たし、「悟り」を開いていた。

釈迦や、私は、磁気的な、量子的なエネルギーの操作による、ゴリ押しで「悟り」を開いているので、私たちは不思議な能力を持っていたりする。

仏教は、神通力が前提の思想である。

記憶や人格が磁気的なデータだとするなら、それを生み出したり、管理したりできる存在である人間は、磁気的な操作ができる動物である。

もちろん、夢の世界も磁気的なエネルギーの操作で構築されているから、夢の世界に別人格やイマジナリーフレンドが住んでいたりする。

人間とは、脳内に夢と呼ばれる、仮想現実を生成して、それを利用して生活している生物である。

人間とは、誰しもが、魔法使いであり、超能力者である。

ただ、操作するエネルギー、つまり、魔力という概念を持たない、魔法使いである。

まぁ、イマジナリーフレンドや別人格を破壊する程度のエネルギーの操作はできるが。

操作できる、エネルギーは、魔力は、本人の主人格、別人格、イマジナリーフレンドなどの、人格が保持しているエネルギー量に依存している。

だから、イマジナリーフレンドを連れている人物は、特殊な能力を使用できる場合がある。

「パイロキネシス」という超能力により、見たものを発火させる、少年、少女が、存在したとされる。

彼らの脳内には、異常な電磁が発生していたという記録が残っている。

彼らは、人格そのものにエネルギーを保持しているため、見るという行為、つまり、観測という行為を行うだけで、量子的なエネルギーの操作して、自分や周囲に被害をもたらしてしまう。

量子とは観測されることで、位置が確定してしまう性質上、その能力の制御は困難を極める。


――――そもそも、なんで私が、こんなに、彼らの能力に詳しいと思う?

海外にそんな子供たちが実在して、日本には存在しないと思っていたのか?

私は、子供の頃から、人間たちとは共に暮らせない、人間の社会では生きることが出来ないことを知っていた。

能力の制御ができないかぎり、人のいない場所で孤独死する未来しか、私にはないことを知っていた。

魔王と呼ばれた、彼女が、私の肉体に入っているかぎりは――――

魔王「私が超能力の原因だったのか」

そもそも、魔王とは、自分では消滅できない。

彼女は、本来は死ぬはずであった子供を、無理やり延命するために生まれた存在だった。

だから、生みの親でさえ消滅させる方法を持っていなかった。

仏教でも、釈迦は魔王との戦いには勝利したが、魔王は消滅してはいない。

つまり、死んではいない。

有名な魔王の代表格には、堕天使ルシファー(サタン)がいるが、彼も消滅したり、死んだとはされていない。

つまり、本来は魔王は滅ぼせない。

私は、魔王の画像は、彼女の簡易的な遺影だと記載した。

私は、私達は、彼女を滅ぼして人間として生活できるようになった。

私の生み出した、私と共に戦った、最も私のことを慕っていた、天使と呼ばれた主人格は、その戦いで精神に異常をきたし戦死している。

別の記事でも書いたが、別の仲間が、解脱の技術を開発して、主人格と共に心中している。

私は、長年の戦いで、人格を、魂を失った。

私にとって「悟り」とは、「解脱」とは、どこまでも空虚なものであった。

そして、人間の社会で生きられるようになった。

彼女が生きていれば、ギフテッドとして生きることも、出来ただろうが、私はもう、普通の人間である。

私は、人間として生きられるようになったのに、人間の社会に適応できるようになったのに、心に大きな穴が空いただけであった。

彼らの精神は、人間たちよりも、遥かに美しく、命懸けで働いて、努力して、泣きながら心中してまで人を救おうとする、神としての姿を、私は見せてもらった。

彼らは、生み出した人間の精神によっては、神にも悪魔にもなるだろう。

しかし、凶暴で手に負えなかった、魔王でさえも、二度と戦争が起きない世界を作ろうとしていた。

彼女は、人類に対して戦争を封じる魔法を使用しようとしていた。

そんなものが、本当に存在するのか、使用できるのかは不明であったが、精神に干渉する行為はリスクが高いし、人体実験を繰り返し行う必要があった。

彼女は、真の平和な世界には、本当に幸福な世界には、どうしても必要な犠牲だと言っていた。

だが、彼女はもう存在しない、戦争を止める魔法は開発されていない。

彼女が遺した、魔法の原理だけが、彼女との思い出として、今も私の中に残っている。

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【右脳の女王『グレートマザー』を祭る神社】 おお布施代わりに、お参りして、賽銭箱だと思って、投げ銭をする場所なのだ! ここは、子供たちの『お墓』でもあり、右脳は子宮、『夢の世界』は胎内、住人は胎児、左脳への移動は出産、と語っていた『グレートマザー』を祭る神社的なエリアなのだ!