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「われら闇より天を見る」クリス・ウィタカー(2022)―From End To End―
今回読んだ本クリス・ウィタカー(2022) 「われら闇より天を見る」
原題は、「We begin at the end」。終わりからすべてが始まるのさと本書の中でも主要な人物が繰り返しこの言葉を述べている。
人生お先真っ暗などん底の生活の中でもがき苦しみながらも一筋の光を求めて手を伸ばすという本書の本筋にも通じる部分とみると、本書のタイトルは良くできているなと思う。
直訳するのではなく本筋
「令和元年の人生ゲーム」―生存戦略しましょうか―
今回読んだ本麻布競馬場(2024) 令和元年の人生ゲーム
あなたは、人生ゲームのコマを正しく進めていますか?他人からどう見えるかに意識を集中し、ステータスに磨きをかけるがごとく成長し、前進していっていますか?
就活、恋愛、出世、結婚、育児、社外活動。人生のスナップショットに映えを加えてスケジュール表もびっしり。仕事はほどほど。ワークライフバランスという信条を掲げて、アフター5(死語でしょ?)
24年4月読了したオススメ本たち―3選―
4月読了したオススメな本たち4月は小説含めると25冊ほど読了した。珍しく読書熱が自身の中で高まってきている中で読んで自分の中に印象を強く残した以下の3冊をオススメします。
宇佐美りん(2020) 推し、燃ゆ
昨今の推し活ブームの良し悪しを生きづらさを持つ主人公の視点から鮮明に描いた作品。著者自身の感性により込められた時代性とその描写のざらつきは、本書をめくる原動力になっている。
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