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幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる

今日は

多摩大学大学院名誉教授で
田坂塾塾長の
多くの著書を出されている
田坂広志さんという方の名言に

幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる

という言葉がありまして
そう思えることで
メンタルは安定するよなーと
つくづく思いまして
今日は皆さんにも
共有したいと思います。


◯ 幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる

人生をじっくり見つめるのならば、
幸運/不運、幸福/不幸、成功/失敗
などというものは、
簡単に分けることはできない。
なぜなら、われわれの人生において、
しばしば幸運は「不運な出来事」の
姿をしてやってくるから。

教養を磨く/田坂広志著


確かに
不幸がなければ
幸福を感じることもないわけで

友達がいることのありがたみや
幸せって
普段感じにくいですけど

ちょっと辛いことがあった時に
何も言わずに
一緒に帰ってくれるまで
待っててくれたりすると
それだけで嬉しいじゃないですか。


でもその辛いことがなくて
ただ一緒に帰っているだけだと
そのありがたみを
感じることはないわけです。


先日、業務中に
患者さんに殴られたんですけど
そういう時に
同僚のスタッフから
励ましだったり

「俺が業務中に
 的確に指示出せなくて、ごめん!」

とLINEをくれたり
先輩が庇ってくれたりすると

殴られたという
出来事が起きた時は
ネガティブな感情になりましたが

「良い職場に恵まれているな」

と感じるきっかけになったわけで
まず不幸な出来事があるから
その後に幸せを感じることが
できる
わけなんですよね。


◯母が病気をして、両親は仲良くなった


また、私の実家の話なんですけど
私が18歳の時に
母親が脳出血で倒れたんですよ。

それまで別に
喧嘩をするような
両親ではなかったのですが
母が病気になってから父は


「周りからは
『奥さんが倒れられて大変ですね』
 ってよく言われるけど
 病気になってから
 存在のありがたさを知ったし
 お互いが頼り合うようになって
 今が1番仲が良い。
 だから周りは心配したり
 同情するけど
 今が1番幸せなんよね」


と、よく良く話してくれます。

物事は捉え方次第でもありますが
ピンチや逆境の場面において

「これは何のチャンスだ?」

と考えられるかどうかって
すごく大事なんですよね。


私も毎日noteを書いて
偉そうに語ってますが
うまくいかないことだらけで
精神的に不安定になることだって
たくさんあるんです。


でもその経験があるから
noteで共感を得られたり
精神科看護師として
相手の精神的な悩みを
わかってあげられたりする。


元々人を見る目がなかったり
観察力が弱い私でしたが

そこから日々経験を積んで
相手がどういう性格傾向にあるのか
数時間のやり取りだけで
捉えられるようになってきました。

成長しようとする背景には
挫折だったり
悔しい情けない経験をしていたり

最初は不幸からスタートすることって
多々あるんです。


今、人生がうまくいかなかったり
大きなトラブルに見舞われているのであれば

幸運は不運な出来事の姿をしてやってくる

と言い聞かせて
いずれくる幸福の形を
イメージすると良いかもしれませんね😌

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