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家事も育児も収入も平等でなければならないのか。

子育ての相談を受けていると、必ずと言っていいほどついてくるのが、夫婦関係の問題。
ここが、さらっとひっかかりがない夫婦は、子育てだけに集中できるわけですが、だいたいひっかかるのですよね。
他人と住んでまだ数年しか経っていないんだから、みんな悩むんですよね。
お互いの譲歩の具合とか、折り合いとか…。

我が家も、今年で結婚して10年を迎えますが、まだまだ時によっては
「はぁ?何考えてんの、正気な発言??」と食ってかかることがありますし、小さなことで、悶々としていることもあります。
でも、さすがに、お互いが得意なこと不得意なことが理解できているので、求めることが減っているかなと思います。
尊重できることが増えたというやつです。


女性が選択しなくてはできないことが多い

結婚するときに、まずは女性の場合、苗字を変えるの問題。
子どもを授かりたいのかどうか。
など、女性が考えなくてはならないことが、男性よりも多いのがまだまだ続いています。

男女平等が叫ばれ、様々な法律ができました。
以下の2つの法律が大きいですね。

男女雇用機会均等法が1986年、発出からなんと38年
男女共同参画社会基本法が1999年、こちらも発出からすでに25年

という経過が過ぎています。
私も、元公務員として、あたらしい法律ができ、それを実際に動かしていくために、色々な施策のスタートに携わってきました。
法律がないよりは、絶対にあった方が、物事が進むのは現実です。

しかし、この男女平等の考えかたは、相変わらず性差を考える上で苦しい感じが続いていますよね。

欧米のレディーファーストって、ヒトを繁栄させていく上では理にかなっていると思っています。

それはなぜか、ここからは少々露骨な話になりますが、ヒトとして子孫を繁栄していくためには、女性が健康でなくては無理なんですよね。
男性ももちろん、健康でなければ無理なんですけど、
でも、仮に女性が不健康で生理が毎月来なかったとします。
そしたら、排卵がない可能性が高い。
毎月の準備って、男性よりもめちゃめちゃ大変だと思いません?????
女性の準備が整っていなければ、子孫は繁栄できません。

最近は、生理不順な女性も増えています。
女性が疲れている社会ということですよね。
それでは、うまく回らない。
不妊治療をする女性は、圧倒的にこの10年で増えている。

そんな状況の中で、女性は男性と同じだけ何かをこなさなくてはならないのか。
それを一律に、社会が圧をかけて求めてくることは間違いであると私は思っています。

夫婦像を社会の流れに合わにいかない

私は、常々、家事や育児について、男女が平等ではなく、
「できる人ができることをやればよい」と思っています。

これはなぜか…。
男女の脳のつくりが違うからです。
明らかに。

ただし、女性でも男性脳の人はいるし、男性でも女性脳の人はいます。

おそらく、きちんと自分の心を感じて、本能的に結婚したとするならば、ちょうど凸凹の人同士が結婚できるようになっているのではないかなと思っています。
その方が、人間としての欠陥があったとしても、補完できるからです。

我夫婦は、私はどちらかというと男性脳で、夫が女性脳です(笑)

ということは、得意なことが違うんですよね。
忘れ物がめちゃめちゃ多い私と、ダブルチェックやトリプルチェックをしまくる夫。
私としては、時間がもったいないわ~と思うんですけど、忘れ物を気づいくれる夫には感謝です。
些細なことだと、こんな感じ。

子育ての相談を聞いていて、夫婦の関係性の話になると、子育てと同様に、夫婦関係も社会の普通に合わせていこうという方が多い。
そうすると、息詰まるんですよ。
自分たちの関係性に合っていない場合があるので…。

「今は、男性も育児をする人が多いから、あなたもしてよ。」
「家事は、完全分担制」
「女の人も働く時代から、ママも働いてよ」

これ、あなたの夫婦に合っていると思いますか?

我が家は、夫がやる家事は
・お風呂掃除
・回収されたゴミをゴミ捨て場に捨てにいく
以上です(汗)

マルチタスクが、まったくできないので、私が家事をやった方が断然早い。

ここを夫に任せて、時間をかけてやってもらって、子どもと遊ぶ時間を減らす、家族でゆっくりできる時間を減らす方がもったいないと判断しています。

まずは、お互いをきちんと理解して、社会の流れに合わせようとしない。
色々とお話を聞いていますが、男性であれ、女性であれ、この人は家事育児に向いている、この人は仕事に向いているという、人それぞれなんです。

だから、男女平等とか、ちょっと言葉がねぇ…と日々感じています。
前述でも、お伝えしたとおり、子孫の繁栄にはどちらかというと、レディーファーストでいいくらい。

これは、別に夫婦関係に限ったことではない。
社会全体がそうです。

できることをできる人がやればいい社会にしたい

今、だいぶ自由に仕事ができる人が増えてきましたが、みんな一律に同じことをやって、同じように特技が発揮できるかというと、元々得意不得意があるので無理なんですよね。

私は、体育が猛烈に嫌いだったので、本当に学校が嫌でした。
でも、学校という場は、嫌なことも学ぶ場ということで、その後には自由がくる!!と思って生きていました。
だけど、学級委員やったりできてました。リーダーシップとるのが得意だったんでしょう。
全教科完璧、社会性も問題なし!なんていう人を求めるから、大人になったときに、自由に発揮できなくなると思っています。

義務教育は練習の場、得意不得意を知る場と割り切ればいい。

そして、大人になったときに、みんなが協力して補い合える社会になればいいなと思います。
できることとできないことありますよね。

大好きなCoccoさんのわかりやすい得意不得意

私は、小中学校の頃、学級委員だったのに(笑)いじめに合ったりしてCoccoさんの曲にだいぶ助けられました。

久しぶりに、動画を見て「おぉ~」と思ったので、ご紹介。
こちらの動画がまさに、人の「得意」「不得意」をわかりやすく語った動画でした。
無料の部分しか見ていないですが、すごくわかりやすいです。

きっと、Coccoさんの苦手な部分は、Coccoさんのすばらしさを理解している人が、いつも補完してくださっているから、続けられているということだと思います。
アーティストって、そういう人が多いですよね。
私、「あのちゃん」や「さかなくん」好きなんですけど、まさに振り切った感じですよね。

皆さん、たぶん学童期、思春期までは相当苦労されていらっしゃると思うんですけど、どこかで自己を確立しているから、振り切っていけたんですよね。
自己イメージの確立って、やっぱりめちゃめちゃ大切ですね。

自分を大切にできなければ、人も大切にできないですよね。
それは、夫婦関係でも同じだと思います。


3つのご縁を準備してお待ちしています

  1. 保健師が主催するメンバーシップ「ラクハグカフェ」

月1,000円ですが、初月無料でお待ちしています。

月に1回のオンラインカフェは、3月29日(金)13時から開催予定です。
初月無料ですので、4月スタートで入っていただくのがお得ですが、オンラインカフェを開催するのが、初めての月になるので、気になる方はぜひコメントでも良いので、お声がけください。

2.無料のオンライン子育て講座

子育ての基本的なことをお伝えし、ママの子育てを振り返るきっかけをご提供しています。

3.公式LINEのご登録

ラインでもご相談いただけるように、公式ラインを始めました。
まだ、色々と整えていない状態ですが、相談の窓口として開いていますので、お友達登録をお待ちしています。
また、今後こちらでも情報お届けしてまいります。

そんな思いで、公式ラインを立ち上げました。

友だち登録していただき、メッセージくださった方には、ご希望で個別相談を1時間分プレゼントさせていただきます!



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