りん

いつか小説を書いてみたい。 文学部卒の20代後半の社会人。 趣味:読書、映画、アニメ、…

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いつか小説を書いてみたい。 文学部卒の20代後半の社会人。 趣味:読書、映画、アニメ、ゲーム、実況者、楽器 興味:文学、歴史、考古学、民俗学、建築 noteでは読書感想文や映画感想文などを書きます。 読書量を増やすべく、2〜3日に1冊を読むのが目標。

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小説を書いてみたいと夢見る私の原点。自己紹介を兼ねて。

りんと申します。 最近、読書をするたびに思うこと。 「小説を書いてみたい」 私の中で年々強くなっています。 何故そう思うようになったのか、せっかくなのでnoteに書き残しておきたいと思います。 もし良かったら、読んでいってください。 そういえば、先日書いた『インシテミル』の読書感想文が「みんなのおすすめの本」(?)みたいなものに追加されていました。仕組みがよくわかっていないんですが、一気にスキが増えたので、なんか嬉しかったです。 さて、 もともと私は国語が得意で

    • 『コンビニ人間』(村田沙耶香)読書感想文#13

      最近、読書は続けていますが、読書感想文を書く暇があまり取れませんでした。 Audible(Amazonの朗読アプリ)にハマってしまい、通勤中の電車の中で読んでいます。ちなみにライトノベルです。 秋から冬にかけて少しだけ仕事が忙しくなります。 さて、今回読んだのは『コンビニ人間』。芥川賞受賞作品です。 有名作品なので読書家の方は皆さまはとっくの昔に読んでおられるのでしょうが、私は読んだことがありませんでした。 もちろんタイトルは聞いたことはあったので、いつかか読んでみ

      • 『海と毒草』(遠藤周作)読書感想文#12

        遠藤周作の作品です。時折、新聞でも取り上げられているのを見かける有名な作品です。 ネット記事か何かで見かけた、遠藤周作のおすすめ作品に挙げられていたので読んでみました。 太平洋戦争末期、九州帝国大学(現九州大学)医学部の医師らが、捕虜となった米兵を生体解剖した事件を題材にした『海と毒薬』です。 ただ、題材になった事件というものであって、小説の内容と実際の事件の内容は色々と違うところはあるんだろうなと思います。この前に見たニュース記事でも、当時を知る方のインタビューでは、

        • 『ストロベリーナイト』(誉田哲也)読書感想文#11

          なんだかかわいい題名に惹かれて、何の事前知識もなく手に取ってみました。 内容説明、あらすじ(Amazonから) 溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。人気シリーズ、待望の文庫化始動。 全然、かわいいテーマ

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        • 『コンビニ人間』(村田沙耶香)読書感想文#13

        • 『海と毒草』(遠藤周作)読書感想文#12

        • 『ストロベリーナイト』(誉田哲也)読書感想文#11

          『花の鎖』(湊かなえ)読書感想文#10

          『イヤミス(読後、イヤな気持ちになるミステリー)の女王』と呼ばれている湊かなえさんですが、作品はおそらく初めて読みました。 おそらくと言うのは、確か『告白』は映画を観たことがあるからです。 ただ、記憶がかなり曖昧で、実際には本で読んだのかどうか……。当時、高校生だったと思うのですが、ビックリするくらい覚えていないのです。 記憶力が貧弱で申し訳ないです。 まあ、こういうのも私がnoteに読書感想文を書きつける理由の一つです。 直ぐに忘れそうなので。 とにかく、湊かな

          『花の鎖』(湊かなえ)読書感想文#10

          『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎)読書感想文#9

          伊坂幸太郎作品は初めて読みました。 もちろん作者の名前は聞いたことがありましたし、いくつかの著書は知っていましたが、実際に読んだのは初めてでした。 高校の頃の図書館に、同作者の作品がたくさんありましたが、何故か一度も読んだことがありませんでした。 あまりにクラスメートが読んでいたので、特別感がなくて避けていたのかも。 本の虫ではない人達も手に取って読む作品です、読む前から面白いことは明白です。 ですが今は、そんな捻くれたことを考えずに、素直に手に取って読んでみました

          『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎)読書感想文#9

          『おまえの罪を自白しろ』(真保裕一)読書感想文#8

          まず、タイトルからして目を引き、思わずドキッとしてしまいます。 罪なんてないよ!(焦) と弁解したくなるタイトルです。 本作は、「とある疑惑」の渦中にある政治家の幼い孫娘が突如として何者かに誘拐されることから物語が始まります。 以下、内容です。 内容紹介(Amazonより)総理がらみの疑惑の渦中にある代議士の孫が誘拐された! 犯人の要求は前代未聞――「罪の自白」。 政界に激震が広がる中、代議士と家族の戦いが始まる! 「総理の友人に便宜を払うため、国交省や

          『おまえの罪を自白しろ』(真保裕一)読書感想文#8

          『火車』(宮部みゆき)読書感想文#7

          宮部みゆきさんを読んだのは、これで2冊目です。 1冊目は、『とり残されて』。一年位前に読んだと思います。ホラーテイストの短編集だったと思います。あれもとても面白かった記憶があります。 さて、今回読んだのは『火車』です。前から作品名は知っていて気になってました。 なお、ちょうど読書の気分が乗らない時期だったので、読み始めてから読み終わるまでにトータルで3日くらい掛かりました。 内容も重ためで、展開もゆっくりだったので、「一気に読もう!」というものではありませんでした。

          『火車』(宮部みゆき)読書感想文#7

          『月光ゲーム』(有栖川有栖)読書感想文#6

          今回読んだのは、『月光ゲーム』です。今回もまたまたミステリーです。ミステリーの有名作品から攻めてるのでこうなります。これは、シリーズものの第一巻で、本作がデビューだそうですね。 ※犯人の決定的なネタバレはありませんが、色々と面白かった点などをネタバレしているので、未読の方でこれから読もうと考えている方はご注意ください。 内容紹介(Amazonより)夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々――江神部長や有栖川有栖らの一行を、予想だにしない事態

          『月光ゲーム』(有栖川有栖)読書感想文#6

          『インシテミル』読書感想文#5

          『インシテミル』(米澤穂信)の感想です。 ※結末までネタバレあり。未読の方で、もしこれから読もうと思っている方は注意です。 読み終わりまで2時間半くらいだったと思います。 あらすじ内容紹介(Amazonより) 車を買う金欲しさにアルバイト探しをしていた学生・結城がコンビニにあった求人情報誌で見つけたのは、時給11万2000円という破格の好条件の仕事。 それは、1週間「ある人文科学的実験の被験者」になるだけという、短期のアルバイトだった。インターネットや雑誌を見て、山間

          『インシテミル』読書感想文#5

          『緋色の研究』読書感想文#4

          かの有名なシャーロック・ホームズの話。 Amazonのunlimitedで読めた。 3時間くらいかかったかもしれない。 通勤時間で、iphoneの読み上げ機能を使って聞き流したり、聴きながら読んだりした。 読み上げ機能って素晴らしい機能だなぁ。ただ、あまりに漢字の読み間違えが多すぎて気になる。改ページしたときの文字の読み間違え率は異常。自動でページめくりしてもらえるのはありがたい。 内容紹介(あらすじ)※Amazonの紹介ページから 永遠の名コンビ、ホームズとワト

          『緋色の研究』読書感想文#4

          『十角館の殺人』読書感想文#3

          ※ネタバレはありません。 あまりに有名な作品。 その内容ゆえに映像化は無理だと言われている作品らしい。だが、漫画化はされているようだ。 推理小説のジャンルで、解説を見る限り、推理小説の中でも「新本格」とみなされるらしい。その名の通り「本格」の後に登場した推理小説を指すが、そもそも推理小説に詳しくないのでよく知らない。 あらすじ 十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学

          『十角館の殺人』読書感想文#3

          『第9地区』映画感想#1

          Amazonプライムビデオで見ることが出来たので、あらすじを思い返しながら感想を書きます。 あらすじ(結末までネタバレ有り) ※思い出しながらなので所々間違っているかもしれないです。  物語はドキュメンタリー形式で進行し、エイリアンとヴィカスという人間に対する人々のインタビューから始まる。   突如、ヨハネスブルク上空に現れた宇宙船に搭乗していたエイリアン達。宇宙船内は何らかの原因で動くことができず、かれこれ20年くらい上空で立往生していた。  人間達は宇宙船に乗り込み

          『第9地区』映画感想#1

          『小さいおうち』読書感想文#2

          『小さいおうち』(中島京子)を読んだ。昭和初期から戦後にかけての話で、恋愛物に分類されるのだろうか。直木賞受賞作で、山田洋次監督により映画化されている。 以下、Amazonの説明ページから  昭和6年、若く美しい時子奥様との出会いが長年の奉公のなかでも特に忘れがたい日々の始まりだった。女中という職業に誇りをもち、思い出をノートに綴る老女、タキ。モダンな風物や戦争に向かう世相をよそに続く穏やかな家庭生活、そこに秘められた奥様の切ない恋。そして物語は意外な形で現代へと継がれ…

          『小さいおうち』読書感想文#2

          『黒い家』読書感想文#1

          まず、私が読書感想を書こうと思ったのは、記録のためです。どの作品をいつ読んで何を思ったのか、何に興味を持ったのか、文章にした方が後で見返した時に便利だろうし、忘れにくいだろうと思って始めます。 あえてネット上にあげるのは、完全にモチベーションのためです。誰かに見られているかもいう緊張感がある方が続くかもしれないから。 また、そもそも読書をしようと思ったのは、文学部卒のくせに読書をおそろかにしていた自分を反省するため。 週に二、三冊は読めればいいなと思います。目標が達成で

          『黒い家』読書感想文#1