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#格闘技

総合格闘技とアダルト業界との相性の良さ & 超RIZIN2メインカードの朝倉未来敗北をみて自分も頑張ろうと思った話(#64)

総合格闘技とアダルト業界との相性の良さ & 超RIZIN2メインカードの朝倉未来敗北をみて自分も頑張ろうと思った話(#64)

超RIZIN2は様々なアクシデントに見舞われながらも7月30日無事開催されました。
当初のカードは選手の怪我などの影響で大きく変わったものの思惑通りに進まない、驚きと衝撃など見どころがあったのではないか、というのが率直な感想です。
今回はベラトールMMAとの共催でもあり、いわゆる“本格路線”に加え、ライト層を取り込もうというマーケティングの観点が随所に散りばめられていました。
取り分け、U-NEX

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超RIZIN2にヒロヤ選手参戦の導線と交渉巧者となるための準備(#63)

超RIZIN2にヒロヤ選手参戦の導線と交渉巧者となるための準備(#63)

来る7月30日に「真夏の格闘技の祭典」と銘打って超RIZIN2が催される予定です。

そこに並んだカードは実力・人気を備えた選手たちがラインナップされています。

現在の格闘技熱の中心を担っていると言っても過言でもない朝倉兄弟も兄弟揃って出場予定です。
(※その後、朝倉海選手は怪我での欠場が発表されました)

そんな中、本番1ヶ月を切って発表された追加カードにヒロヤVS伊藤裕樹というものがありまし

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積極的に“待つ”ということが難しいワケ(#59)

積極的に“待つ”ということが難しいワケ(#59)

2023年4月29日に東京代々木第一体育館で開催されたRIZIN Landmark 5 in Yoyogiはフェザー級の2試合がダブルメインとして行われた大会でした。
そのメインカードのひとつ、斎藤裕対平本蓮戦では斎藤選手のタックルに対し、ひたすら“待って”カウンターを狙うという手段が結果的に裏目に出て、斎藤選手に勝利をもたらしました。
このことについて気になったのが平本選手の試合後のコメントです

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朝倉未来1000万円企画から“伏線を回収する”について考えてみた(#54)

朝倉未来1000万円企画から“伏線を回収する”について考えてみた(#54)

11月AbemaTVで『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』という企画が行われていました。
この企画で朝倉選手が怪我したことや企画内容に賛否が分かれましたが、ある結果に対してしっかり「回収している」点が彼の秀でている点なのかもしれないと着目しています。

ざっとまとめると次の通りです。

10月のRIZIN LANDMARK vol.1の会見では相手の萩原京平選手からこの企画につい

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影法師でありながら著名なバンクシーと日の目をみた朝倉未来(#45)

影法師でありながら著名なバンクシーと日の目をみた朝倉未来(#45)

RIZIN28の記事を作成してから、ひと月近く経ってしまいました。
特別朝倉未来選手のファンではないのですが、彼の言動には興味を持っています。
事実、日本格闘技界において発言力のある一人であります。
そのためか味方だけでなく敵も多いようです。

皆、彼の何に惹き付けられているのでしょうか。

彼はいわゆる「不良」でしたが、正義感の強さだったり、義理を重んじるタイプだったりすると同時に、どこかしら発

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記事を購入し、RIZIN.28で何が「剥がれた」のか、深堀って追い掛けてみた(#44)

記事を購入し、RIZIN.28で何が「剥がれた」のか、深堀って追い掛けてみた(#44)

6月13日、RIZIN.28が東京ドームで開催されました。
東京ドームでの格闘技イベント開催は実に18年ぶりとなります。
気にはしているものの、生中継やPPVでリアルタイムではなく、あくまで結果を字面で追って、後にRIZIN公式より無料公開される試合を観るという方式を取っています。
格闘技関係者の勝敗予想などを確認しながら、後で答え合わせをする感じに近いかもしれません。
メインイベントのクレベル・

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格闘技と芸術が兄弟だった件について(#42)

格闘技と芸術が兄弟だった件について(#42)

昨日元K1チャンピオンの魔裟斗さんと前RIZINバンタム級チャンピオンの朝倉海選手がコラボレーションした動画がYouTube上に双方のチャンネルよりアップされていました。
その魔裟斗さん側のチャンネルで縄跳びをしている部分がありました。

このシーンで魔裟斗さんはこのような趣旨の発言をしていました。

ロープ(=縄跳び)はリングのステップワークに繋がる。

確かに古くから行われている練習法で、実際

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