#エッセイ
“環境活動家の芸術作品への攻撃”が、ただの自己満どころか「確実に失敗だ」と確信するいくつかの根拠(#60)
4月末日、アメリカの首都ワシントンにある国立美術館にて環境活動家二人がエドガー・ドガのワックス製彫刻作品『14歳の小さな踊り子(La petite danseuse de quatorze ans)』にペンキが塗られるという事件がありました。
北米では初めてですが、英語圏で最近頻発している環境保護団体の抗議スタイルのひとつです。
彼らの主目的は「環境保護」に関するものであるはずなのに、その目的
フランスの浮世絵調“東京オリンピック2020”CMはなぜ日本で高評価を得ることができたのか(#43)
昨日フランスのテレビ局で制作された東京オリンピック2020のCMがニュースで取り上げられていました。
葛飾北斎の『富嶽三十六景』風の浮世絵調のアニメーションで様々な日本風な場所でオリンピックにまつわる競技を力士がするといったものです。
感覚的なものですが、確認した限り、オリンピック開催については反対でも、このCMについては好意的な反応の方が多い印象があります。
反対意見としては「大鳥居を高跳びす