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私の子育て

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子育てに関する想いを綴っている記事を集めました。
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記事一覧

「与える」より「解放」の時間を

「与える」より「解放」の時間を

私は、長野県松本市の東山麓の中山地区で、「自然体験・かまばの森で遊ぶ会」を主宰しています。3児の母で、第一子が小一に上がった2018年5月に「かまばの森」を設立しました。

当初は、我が子たちのために、同級生らを巻き込んで一緒に遊んでいただけでしたが、それが少しずつ広まり、7年経った今では、松本市や近隣市町村、時には関東からも、多くのお子さんが体験に来てくれるようになっています。

私は新卒で大町

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「子どもってすぐ覚えちゃうね」の罠??

「子どもってすぐ覚えちゃうね」の罠??

「子どもに教えるのが難しい・・・」
工作指導を担当してくれているスタッフが漏らした言葉。

聞いてみると、
「教えても子供がなかなか上手くできない、
どうしたらできるように伝わるだろうか?」

このことをずっと悩んでいたとのこと・・・

「子どもってすぐ覚えちゃうね」、
「子どもは上手くなるのが早いよね」、

そんな言葉、よく聞きませんか?

例えば、スキーに行って、
「子どもは上達するのが早いね

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自然と共に育ち合う子どもたちの居場所(動画)

動画クリエイター×ライターの姉妹であるKINONEが、素敵な動画を作ってくださいました。
親子でこどもサバイバル教室にご参加いただいたときに撮影したものです。

かまばの森の想いがそのまんま表現されていて、たくさんの方に見ていただきたい作品です!

ぜひご覧くださいね!

無駄な遊びって??ー自然保育からの学びー

無駄な遊びって??ー自然保育からの学びー

末っ子の通う野外保育園。

ここでは毎日、いろんな山道を歩いて、いろんな山とか川とか廃校校舎とかに、お散歩に行く。

夏はひたすら川遊び。

うん、
基本的には、毎日ただ歩いて、
自由に遊ぶだけ。

表面的にはそうなんけど、
それって実は、
めちゃくちゃすごいことだと
思ってる。

今日は山道を歩いて近くの廃校まで。
短めのコースだったけど、そこでの遊びが
また面白かった。

写真は、

グラウン

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竹筒パイプ遊び〜幸せにしたい子どもがどんどん増えてる幸せ〜秋の秘密基地キャンプより

竹筒パイプ遊び〜幸せにしたい子どもがどんどん増えてる幸せ〜秋の秘密基地キャンプより

竹でパイプを作って、
吸う‥ではなくて、吐くのが
好きな次男。

フーって吐くと、
竹筒に入れた炭が赤くなる。
そんで、パイプをひっくり返して
コンコン叩く。

真面目な顔してやってるのが笑える。
子どものかんがえる遊びって面白い。

かまばの森の原点は、
我が子に伸び伸び育つ環境を与えたかったから。

いつのまにか広まって、
幸せにしたい子どもたちがどんどん
増えてるのが嬉しい。

最近は我が子

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「失敗は成功の基」の事例〜自然遊びにはそのための材料が無限にあった

「失敗は成功の基」の事例〜自然遊びにはそのための材料が無限にあった

先週、末次克洋さん講師の、地区の防災講座を受けた親子が、今日の放課後ひろばでさっそく復習されていました。

この子、1学期の間に放課後ひろばで山に秘密基地を作っていました。
ブルーシートで屋根を張ろうとして、何度も自分なりに試行錯誤した体験があったからこそ、
これほどまで意欲を持って学べたんだと思います。

次もう一回やったら、ロープワークも完璧かな😍

失敗は成功の基。
あーでもないこーでもな

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安心できる環境があれば子どもは自ら行動を始める

安心できる環境があれば子どもは自ら行動を始める

先月、川崎子ども夢パークを描いた映画
「ゆめぱのじかん」を見て泣いたんだけど、
今日、元代表の西野博之さんの講演を聞いてまた泣いた。

子どもが、お母さんが、
ありのままでいられる環境を作るってめちゃくちゃ大事だ。

安心できる環境があれば、
子どもは自分から行動を始める。

待つこと。
子どもが伸び伸びと育つ邪魔をしないこと。
子どもと大人は社会を作るパートナー。

親VS子ども、っていう一対一

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必要な学びは、子どもの本能が知っている

必要な学びは、子どもの本能が知っている

こんにちは!

自然と共に〜
全ての子どもに
幸せな子ども時代を

長野県松本市の自然学校
かまばの森で遊ぶ会 代表
Qちゃんこと、玉田尚子です。

本日はちびっこ探検隊の日。
かまばの森の未就園児クラスです。

子どもたちの
「やってみたい」
「触ってみたい」
小さな好奇心を大切に、
ゆったりとしたペースで半日過ごしています。

お母さん、お父さんたちも、
焚き火を囲んでおしゃべりしたり、
子ど

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自由は自ら勝ち取るもの〜自由教育‥次男の学校のこと〜

自由は自ら勝ち取るもの〜自由教育‥次男の学校のこと〜

こんにちは!

〜全ての子どもに 幸せな子ども時代をプレゼントしたい〜

長野県松本市の自然学校
かまばの森で遊ぶ会
代表の、Qちゃんこと玉田尚子です。

今日は、我が家の教育の話題を‥

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は次男の学校で大人(先生)と面談があった。

次男の学校は話題の映画「夢みる小学校」の舞台になった南アルプス子どもの村小中学校。

寮に入って、毎週末帰宅してくる。

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創造力をつけることと、片づけのしつけは両立するか?~「片づけない」道を選んだ我が家の場合~

創造力をつけることと、片づけのしつけは両立するか?~「片づけない」道を選んだ我が家の場合~

「片づけて!」って言っても聞いてくれなくて疲れること、ありませんか?

子どもが部屋を散らかして困る、どうやって片づけさせるか?
悩むことありませんか?

我が家も3人の子どもがいるので、とってもよくわかります!
「片づけて!」ってこれまで何度言ったことか・・・と。
うちの場合、一応「片づけてよ」って言いますが、どうせやらないだろうという前提で「一応」話すので、全然聞きません。
親も諦めてるなって

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栗が最高に美味しいのは5月

末っ子の通う保育園は、毎日違うルートで山を歩いて遊ぶのが日課だ。日によって、場所によって、天候や季節による環境の変化によって、遊び方も違えば、動きの大きさも違う。仲間との関わり方まで変わる。

そんな中、我が家の末っ子は、拾った栗を生で食べるのが大好きだ。毎日の山の散歩で覚えた。この日も、ずっと下を向いてひたすら古いイガを両方の靴で踏みつけて開いては、虫喰いのないのを探していた。この時期にもなると

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神社のお祭りで見えた、かまばの森の原風景

神社のお祭りで見えた、かまばの森の原風景

近所の神社の篝火祭り。
氏子総代のお父ちゃん出ずっぱり。
お疲れ様。

うちの次男君は、ウキウキしながらからしあげの売り子。お釣り担当。←彼はお金大好きなんです。💕
そんな子どもに全面任せつつ、背中でしっかり毎回確認しながら見守る、地域のおじ様。
なんて優しいの🥺

5歳末娘、からしあげの袋詰めお手伝い→若いお兄ちゃんにアブラ売る。(母近づくと、「お母さん、あっち行ったら?」と追い払われた)

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大人の夢中が、子どもの新しい遊びにつながるとき

大人の夢中が、子どもの新しい遊びにつながるとき

大人の夢中がいつのまにか子どもに伝染し、
そこから思いがけない遊びに発展する‥

ってことは、よくある。
わりといつも、面白いことないかな‥とアンテナ張ってるんだけど、夢中になってることが
いつのまにやら子どもに伝染して、
子どもの方が極めてる‥
なんてことがたくさんある。

長男の藁細工もそうだ。
もともと、私が連れて行った
ブッシュクラフト仲間のキャンプで

友人に教わった麻ひものワラジ
がき

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幸せって何?〜学校の道徳の授業参観で感じたこと〜

幸せって何?〜学校の道徳の授業参観で感じたこと〜

【幸せって何?】

今日は長男5年生の参観日。
道徳の授業で、「幸せとは何か?」を一人ひとり考えて、端末上の共有画面に意見を書き込み合う授業だった。

寝る時。
みんな健康。
好きなことやってるとき。
サッカー‥
いろんなのが出てきてた。

目の前の男の子は、
「幸せとは、自分で考えて、自分の道を歩んで、自分らしく死をデザインすること」って書いてて、さらに、自分の道を歩むとは?自分らしく死をデザイ

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