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【自己紹介】旅する帰国子女OL

初めての自己紹介

20代のOLです。

生まれは日本ですが、幼少期から高校までをタイ、
フランス、アメリカで過ごし育ちました。
学生時代のほとんどを海外で過ごしました。

いわゆる転勤族だったため、「地元」と呼べる場所が私にはありません。

大学入学と同時に帰国し、今は日本の企業で働いています。



帰国子女である自分が嫌だ

自己紹介をする度に、自分の育った環境にたくさんの人が興味を持ってくれました。

日本に帰国したばかりの時は友人に「海外に住んでいたってすごい」「英語話せるようになるまでどれくらい勉強したの?」といった会話を何度も繰り返しされました。

そこで、いつも「すごいね」と言われるようになったのが自分には違和感を感じていました。

ただ父親の仕事で着いていって過ごした生活について褒められることに嫌悪感を抱き始めました。

また、全てを話すことで自慢に聞こえてしまうのではないかと恐れていました。

でも確かに海外での生活は本当に色々な苦労がありましたが、それはそれで楽しかったんです。

あの頃の思い出や経験を超えるようなことはもう一生ないのではないかと思います。
そんな風に過去に囚われている自分も嫌でした。

その思い出を超えることが今後ないであろうと思うと、振り返ることも悲しくなりそっと蓋を閉じるように、誰にも共有しないまま、「なかったかのような思い出」になってしまいました。

会社で自己紹介する時、新しい美容院に行く時、「生まれはどこ?」「地元はどこ?」という会話になりますが、必ずいつも

「東京です」

と答えていました。

こうしたことを積み重ねていると、自然に海外に住んでいたことが自分の中でもなかったかのようになり、どんどんと日本で生まれ育った自分として、偽りの自分に染まっていったような気がしています。

本当の自分はどんな自分だったんだっけ…?

好きなことも興味があることもなかなか見つからないまま気がついたらアラサーになっていました。

未だに出身地を聞かれても、なるべく話が広がらないよう、生まれて3ヶ月しか過ごしていない日本の土地を言って曖昧にし逃げていました。

そしてコロナ禍になり、好きだったはずの海外への興味もいつしか忘れていくようになってしまいました。


きっかけとなる旅行

コロナが終わりに近づき始めた2022年8月、ひょんなことからタイのバンコクに行くことになります。

そこで自分のルーツを再確認。

できるだけ日本の外を自分の目で見ようと決意します。

今度は父親の力ではなく、

自分の力で海外に行きたい、と思いました。

私が自己紹介に抵抗感があったのは、自分で作った人生ではなかったからだと気づきました。

これからは、
自分の意思で、自分の力で行動しよう。


ほぼ毎月旅行に行き、土日と有給を使って2022年8月からこの約1年半で23ヶ国に行きました。

ここでは2022年以前の旅行については省略し、
コロナ後の2022年以降に旅した順に書こうと思います。
今後、マイペースに順番に記録して記事を更新していきます。

2022年
・タイ バンコク
・カナダ モントリオール(出張)
・マレーシア クアラルンプール

2023年
・韓国 ソウル
・オーストラリア エアーズロック/メルボルン
・フィリピン セブ島
・フィンランド ヘルシンキ
・ノルウェー オスロ
・デンマーク コペンハーゲン
・スウェーデン マルメ
・オランダ アムステルダム
・ベトナム ホーチミン
・イギリス ロンドン(出張)
・スコットランド エディンバラ
・タイ バンコク
・フランス パリ/トゥールーズ/ニース/ルルド
・スペイン サンセバスチャン
・ベトナム ハノイ(出張)
・トルコ イスタンブール/カッパドキア
・ベトナム ホーチミン/フーコック島

2024年
・アメリカ ニューヨーク
・韓国 ソウル
・インドネシア バリ島
・ラオス ルアンパバーン
・ポルトガル リスボン/ナザレ
・チェコ プラハ
・クロアチア ドブロブニク
・オーストリア ウィーン

色々な国に行く度、自分の「好き」を発見し、旅の方法や目的、スタイルもどんどん変わっていきました。

そして何より。

世界中の人と話して繋がる瞬間と、
「自分はこういう風に育ってこんなことを考えてる!」とシェアすることも、
本当は好きだったんだと気づきました。

このNoteでは、そんな旅で感じたことや出来事を記録として残していきます。

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