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駆け出しの頃を振り返って


今日もまたアートブック発送に向けて郵便局へ向かっていた。気持ちの良い秋風が吹いていて、「そう!この感じがずっと続いて欲しいのよー!」と心の中で叫んでいた最中。目の前を歩いていた一人が、私に向かって手を振っているではないか。マスク姿でもあるため、「え?どなただろう。。」と一瞬迷ったけれど、すぐにインスタで繋がっていたフォロワーさんであることが判明した。ここは最寄駅で、生活の拠点としている街。思わず遭遇したことに、驚きと喜びでいっぱいだったけれど、これもまた必然と感じた。以前からインスタライブをちょくちょく見に来てださっていて、SNS上でゆるやかにコミュニケーションは取っていたけれど、対面することは今日が初めて。お声がけされなかったら、そのまま郵便局へ直行だったので、本当にありがたかった。時間も少し作れたので、予定をズラして大好きなスタバで30分間ほどお話をさせていただくことに。彼は会社員からフリーランスになりたてで、「これから上手くやっていけるかどうか」と、不安を抱えていたらしい。そうなってしまう感情も無理はないと思う。以前のnoteにも書いたように、私も会社員からフリーランスへ転身した身なので、気持ちがとてもよくわかるから。せっかくの機会なので、今回のnoteは、駆け出しの頃について整理しようかな。


私が大きく踏み出すことができたのは、2018年のこと。念願の初個展の開催が決まり、会期6日間全日在廊したい気持ちがあった。だから、当時勤めていた会社に有給休暇を申請。ただ残念なことに、休暇を取らせていただけなかったことが決め手となって退社した。それからもう3年が経過していたなんて。当時のことを振り返ろうとすると、遠い昔のようにも感じるくらい記憶がパッと思い出せない。目の前のことにがむしゃらだったし、それくらい濃密な日々を過ごしていたのだと思う。ただ、正直なところ、私は決して順風満帆なフリーランス人生を送っていたわけではなかった。失敗や挫折の方が遥かに多かったし、成功できた経験はいつも、繋がっている方から応援して頂いたお陰様だったから。3年経った今でも、より良く向上していくために毎日勉強で、試行錯誤の繰り返しだったりする。私が進んでいる道は特に、険しいアーティストの道なので、長い時間をかけながら、理想と現実の差を埋めていこうと思っている。

“自分のスキルを活かして「仕事を創る」ところから始まり、セルフプロデュースで相手に知ってもらって、お仕事依頼や商品の購入へ繋げていく。”これが、会社員時代とは全く違うスタンスなので、初めは戸惑いも多かった。でも、ラッキーだったことは、先を行くフリーランスの方々が書き残したブログや書籍、SNSの呟きも含めて、解決に向けたヒントたちがインターネット上に沢山散りばめられていること。自分から求めていけば、解決に導く情報も手に入れて活用することができるし、すでにその道で結果を出している方と繋がって直接お話を伺うこともできる。だから、「可能性を探りながら自ら動くこと」と、「学習意欲を絶やさずに、学びながら実践すること」は、とっても心がけていきたいマインド。



あと、何より大切なのは「人の繋がり」。フリーランスになって尚更、その大切さを強く感じるようになった。「生命線」という言葉が本当にピッタリ。お仕事を依頼してくださる方や、作品・グッズを購入してくださる方も、ゆるやかな繋がりの中で生まれることがほとんどだから。これまでもずっと、人の繋がりに支えられてきて、応援されてきたから今の私がいる。もしそうじゃなかったら、こうして活動はできていなかったと断言できるくらい。特に忘れることができないのは、実績も何もない一年目に仕事を依頼してくださったり、人を繋いでくださった友人や知人のこと。年々、新しい方と縁する機会が増え続けるけれども、あの時期に良くしてくださった方々は恩が大きいと感じている。今後もタイミングを見計らって、何かしらの形で返していきたいな。

基本的に、フリーランスは孤独ではあるけれど、同じ境遇の人は日本中だけでも沢山いて。SNSのやり取りだけでも、その苦労と喜びを分かち合えるし、励まし合うこともできるし、高め合うこともできる。どんな経験も無駄にはならないし、未来の自分自身に全て活かしていけるから大丈夫だよ。


私は本当に運と人に恵まれているお陰様で、今日を生きることができている。だからこそ、これから接していく人には、何か力になることがあれば、どんどん惜しみなくシェアをして、相手の目標達成に近づく後押しもしていきたい。もちろん、私自身も更なるブラッシュアップもしながらだけどね。一緒にベストを更新していけたらいいなと。



具体的にイメージできたもの


きっと叶えられる


望みを引き寄せよう


実現できるから大丈夫




プリちゃん



アートブックA5フライヤー表

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【祝出版】優しい時間を味わうアートブック『心に灯す光と色彩のパレット』発売中

◇10/20 お取り扱い店舗様◇

梅田 蔦屋書店 (大阪)、 胡桃堂喫茶店 (東京)

「読み終わりには、優しくて幸せな気持ちで満たされて欲しい。明けない夜はないように、病めるときも健やかなる時も寄り添う、友人のような存在になりますように。」


東京を拠点に活動するアーティスト Prius Shota (プリちゃん)、
2021年9月21日(火) 国際平和デーに、初の著書『心に灯す光と色彩のパレット』を出版。

300人以上がクラウドファンディングで応援しあって出版が実現した、
写真のアートと言葉で、心癒されるアートブック】。


淡い光と豊かな色彩が無限に美しく拡がる、『絵のような写真のアート』85点と、ほんのり前向きになれる言葉たちが掲載。巻末には著者Prius Shotaについてや、作品と個展の裏話つき。


好きな音楽をかけたお部屋で、温かい紅茶やコーヒーを飲みながら読書にふける。スマホやパソコンといったデジタルデバイスから一旦離れて、「穏やかな気持ちになれる、贅沢な時間」を味わってみてくださいね。

アートブックA5フライヤー裏

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