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観察日記869

観察日記869
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋

・第二次世界大戦後、過度の攻撃性をいかに制御するかということが重要な課題になる
・デルガードの実験(1965)
 ・闘牛に電極を埋め込んで、攻撃性を抑えられることを示す
 > https://youtu.be/eK2Hopm5s_c
 > https://www.youtube.com/watch?v=tmuXhbSEkfk
・当時、暴力的な性質を生物化学で制御できるかもしれないという考えが熱狂的に高まっていた
  ・研究はその一環
 ・遠隔コントロールで調節できる電極を人間の脳に埋め込むことで、「精神的に文明化」できるのではと夢想(実現することはなかった)
 ・かなり早い時期から、攻撃の神経的構造を科学的に解明する動きが大きくなっていたことを示している
・攻撃的な行動には、豊かで複雑な生物学的能力と感情が絡んでいる
 ・攻撃性の度合いも、表現方法も人それぞれ
・1960年以降、攻撃(身体的または精神的な害を与えようとする行為)は2つの主要なタイプに分けられる
 ・「反応的攻撃」と「能動的攻撃」(本書での表現、他の表現もある)
 ・両者は機能や様態が全く異なるので、進化論的には別々に考える必要がある
①「反応的攻撃」
 ・脅威に対する反応
 ・スポーツの試合で、選手がほかの選手や審判に激怒するなど
  ・発情期のアカシカなど、動物の行動で取り上げられることが多い
・女性より男性に多く見られる
 ・テストステロンの高濃度が関係
 ・ほかの動物に比べて人間が反応的攻撃を頻繁に、あるいは激しく示すことはない
  ・「カッとしただけ」「そんなつもりはなかったのに、刺してしまった」ということもある
  ・些細な侮辱が、当人たちにとって考え直す暇もないほど突発的で致命的な攻撃に発展
  ・悲劇的に費用対効果が無視されている
 ・反応的攻撃は、敵意がある、怒っている、衝動的、感情的、興奮している、など様々に表現される
  ・常に怒りをともない、多くは抑制を失って感情を爆発
  ・侮辱、困惑、身体的危険、単なる苛立ちといった誘因に対する反応
 ・反応的攻撃に特有の強烈な興奮状態になると、周りにいる人を見境なく攻撃しやすい
 ・反応的攻撃者にとって、怒りの原因(主に自分を侮辱した相手)を取り除くことが最大の目的
 ・人によって反応的攻撃をしやすい人そうでない人はさまざま
 ・動物もしかり
 ・たいていの動物は、人間より反応的攻撃性が強い
  ・地位や交尾の権利をめぐって戦うオスにとりわけ顕著
(第2章 攻撃性のふたつのタイプ-1)

〈読書中〉
・大学の教科書を中心に化学熱力学・反応速度論を復習中。
まとめのスライドをつくりながら、「熱」「エネルギー」「反応」などの概念理解に再挑戦しています。

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