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観察日記1332
観察日記1332
おはようございます。
『「待つ」ということ』をまとめていきます✋
自分にとってあらゆるものとの向き合い方の原点と感じている「待つ」を解きほぐしていきます。
■待つことの終わり
・霜山徳爾
・「性急さ、すなわち現在を無視して未来へととびこむことや、焦燥感、すなわち未来を無理におのれの内に引き入れることは禁忌である」
・「時間的推移自体との調和がないから」
・時間とのそうした折り合いはいったい何がつけるのか?
・「時が解決してくれる」
・そのためには〈待つ〉において何かを待つという態勢じたいを解除しなければならない
・「期待』の解除
・儚くも希望を抱くということの解除
・「祈り」の解除
・希望を託すことがきっと何事かを招来させると願うことの解除
・何を待っているのかすら定かでないような〈待つ〉を霜山は「待機性」と呼んだのだろう
・待つことが待つことでなくなる「ぎりぎり」
・この「ぎりぎり」をひとはどう受けとめるのか?
・待つことがついに終わるとき、終わるところ
・待てなくなるぎりぎりの限界
・長く待った願の成就のときかもしれないし、最後のこれきりの断念であるかもしれない
・この「ぎりぎり」は、待つ者の彼方から規定された「ぎりぎり」
・待っているのは“いま”ではない
・待つことがいつか終わる、その“終わり”の場所から規定される「ぎりぎり」
・何かの「終わり」は、終わるときにはその何かは存在しない
・なので、まだ終わっていない地点から想定されるよりほかない
・生命の終わり(死)など
・待つことは待つことが終わるその未来の場所に投げかけられる「志向性」(メルロ=ポンティ)のようなもの
・「期待」を孕んだ〈待つ〉は、じつは、「終わり」によって規定されている
・この〈待つ〉はいつか終わることで全うされる
・終わりのかたちが有意であれ無意であれ
・「待機」とは?
・上記のような〈待つ〉ではない
・「現在を無視して未来へと飛び込むこと」と「未来を無理におのれの内に引き入れること」の対極にある事態(霜山)
・「終わり」からはじまるのではない〈待つ〉
・自らを終わらせないままにしておくような〈待つ〉
・目的語を欠いたまま発動する〈待つ〉
・「終わることが終わる場所」(デリダ)ではじめて成り立つような〈待つ〉
・ただじっとしているしかないところに、いつか時との「調和」は訪れるのか?
・「機が熟す」ということが起こるのか?
(待機)
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