観察日記931 2 ぽんマス 2022年12月22日 07:20 観察日記931おはようございます。「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋・ある腹立たしい人間について不満を述べ、何らかの思い切った対処方法を考える能力は、確実に数千世代以上、人類に受け継がれてきた ・50万年前に充分な言語が発達し始めていたとしたら、増大するその社会的な重要性によって、祖先たちがボス的な男を制御し、そこから新しいヒト属が生れたという説目に役立つだろう ・この自己家畜化のモデルにおいて、言語はホモ・サピエンスの主要な特徴として、社会的コントロールに用いられる噂話から処刑までの数多くの手段を利用可能にした・ただし、言語も家畜化症候群を引き起こしたと考えられる唯一の鍵ではない・多くの学者は、武器の使用に注目 ・武器はボスに対して組織的な行動を起こすうえで役に立っただろう ・ただ、言語の発達に比べると、いくつかの点で武器の重要性は低い ①処刑に武器は必要ない ②殺害する側の危険も増大 ③殺人可能な武器が発達した時期も、自己家畜化の発生を説明するのには適さない ・ヒトが狩りをし、ライオンを殺せるほどの武器を使用していたのは200万年前・新しい政治制度を生み出した人間の不可欠な能力は、「共謀」かもしれない(筆者の推測) ・武器を作る能力より共謀する能力の方が、旧来のボスタイプと新しい下位層の団結の間のパワーバランスを確実に変えたに違いない ・共謀する能力は、「参加者が互いの心理状態を共有する協調的な意思疎通(共有志向性)」(トマセロ)の一例 ・人間は意図を共有することが得意だが、チンパンジーにはほとんど見られない ・反応的攻撃性を抑える選択が家畜化症候群を引き起こしたと仮説が正しいなら、これらの能力にも増して、共謀者が互いに信頼し合い、協力して暴君を殺す能力ほど人間に特有のものはない ・意図の共有と言語は、重要な要素 ・これらの決定的な認知能力の向上と進歩がどのように始まったのかはわからない ・自己認識能力は、他の理由で選択された知能の向上によって、たまたまもたらされた ・言語の発生もそうかもしれない・言語の発生理由は不明だが、その影響力は絶大だった ・言語の基礎となるアルゴリズムはわりに単純(タターソル) ・言語の発明は「多かれ少なかれ瞬間的」だったかもしれない ・言語能力の向上は、単なる反応的攻撃性の喪失以上のものをもたらす(言語能力の向上とホモ・サピエンス) 善と悪のパラドックス ーヒトの進化と〈自己家畜化〉の歴史 amzn.to 5,390円 (2022年10月10日 07:18時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する View this post on Instagram A post shared by ぽんマス (@ponmas2) ブログ - faber-school.jimdofree.com #観葉植物 #実験 #観察 #ふぁーべる園芸部 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #学校 #遊び #学び #勉強 #人間 #環境 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #教育知 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台 ダウンロード copy #日記 #読書 #子育て #教育 #勉強 #哲学 #学校 #自然 #学び #人間 #環境 #科学 #遊び #思い込み #実験 #観察 #常識 #観葉植物 #ゆっくり考える #たたき台 #ぽんマス自省録 #ふぁーべる園芸部 #教育知 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート