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観察日記943

観察日記943
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋

・家畜化された動物の協調性は野生の祖先より高い
・「協調的コミュニケーション」の研究で示唆
・協調的コミュニケーション
 ・有益な情報の意図的な共有を理解していること
 ・同じ種の中だけでなく、異なる種の間での意思疎通にも目を向ける
  ・人間からの有用なシグナルを動物が理解するかどうか
 ・こうした有用な認知能力は、単に知能の問題か?
 ・家畜化に関係しているのか?
・ブライアン・ヘアのテスト(2002)
 ・犬を実験者のいる部屋に入れる
 ・床の上に2つの同形の伏せられたボウル
 ・どちらかに食べ物が入っている
 ・実験者が一つのボウルを指差す
 ・人間が手助けしていることを理解した犬は、そちらのボウルに行って、食べ物にありつく
 ・ほとんどの犬がこの試験に成功
  ・オオカミはこの試験に失敗
  ・チンパンジーもこの対象選択試験に合格できない
 ・生後数週間の子犬も合格
  ・犬が協調的コミュニケーションを学ぶのではなく、遺伝的に備えている証拠
・この結果は、家畜化の作用をどう見るかによって2つの説明が可能
 ①家畜化の過程で犬が人間の社会的なシグナルを理解する能力を発達させた可能性
 ②協調的コミュニケーションの能力自体が選択されたのではなく、家畜化の過程で偶発的な副産物として、単に人間の出すシグナルを読む能力が向上した可能性
 ・ベリャーエフのキツネの研究より
  ・家畜化された血統のキツネの選択基準は、感情的反応の低さであり、人間とのコミュニケ―ション能力ではない
  ・家畜化されたキツネが人間のシグナルを理解するように選択されなかったのに、その能力があるとすれば、協調的コミュニケーションの能力は家畜化の副産物
 ・ヘアとトルートの実験(2003)
  ・家畜化されたキツネは犬のように行動し、人間のシグナルに従う傾向
   ・子ギツネも同様
  ・ふつうのキツネはオオカミのように行動し、人間の手がかりから食べ物を見つけようとしない
 ・家畜化は、その種の認知能力にわざわざ選択されていない変化をもたらすことができる
  ・協調的コミュニケーションの能力は家畜化の副産物
 ・協調的コミュニケーションの能力の増大が、家畜化症候群の特徴であることを示唆
・反応的攻撃性を抑える選択が、動物に人間のシグナルを読む能力をもたらす理由
 ・反応的攻撃が恐怖に対する反応だから
 ・感情的反応を抑える選択は、恐怖心を弱める
 ・恐怖心が弱まることで、注意深く人間を見ることができるようになる
 ・恐怖心の低下はペドモルフォーシス
・骨の研究から、反応的攻撃性に関して、ネアンデタール人に似た私たちの祖先と、ホモ・サピエンスとの違いは、オオカミと犬の差異に近い
 ・ホモ・サピエンスの反応的攻撃性の低下が、劇場や自己中心的な支配欲を抑え、互いに注意を払い合う行動につながったのだろう
 ・ネアンデタール人が優れた協力者だったら、ホモ・サピエンスの侵略に対抗できたかもしれない
 ・その場合はネアンデタール人がホモ・サピエンスに代わってヒト属の末裔になっていたかもしれない
(協調的コミュニケーションの能力)

昨日は帰ってきてから、何とかまとめをしましたが、明日また青春18きっぷ最後の1回で出かけるの番外編扱いになるかもしれません😇

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