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観察日記932
観察日記932
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋
・ブルーメンバッハは、ヒトは家畜化された種と主張
・今日では、この主張を支持する理論も生まれている
・私たちの現在の穏やかさは反応的攻撃性を抑える30万年間の淘汰の結という考え方は、多くのことをうまく説明できそうではあるが、まだ新しい考え方
・自己家畜化は人間の低い攻撃性に関するほかの仮説とどれほど異なるのか?
・綿密な検討に値する2つの主張
①反応的攻撃性の低さは30万年前よりはるか昔から私たちの祖先の特徴だった
②攻撃性の低さは直接淘汰されたのではなく、自制心の増大といった、他の特徴の淘汰の副産物だった
・これまでの古人類学者の解釈
・ホモ・サピエンスの特別な解剖学的特徴は、偶然の副産物ではなく、一連の並行適応
・軽量の体、平たい顔、女性化は、気候変動や食生活の向上、高度な道具の使用などの力が働いた結果
・伝統的な説明が正しく、ホモ・サピエンス独自の解剖学的特徴を家畜化の影響ではないと想定した場合、私たちが非常に平和的なことはどう説明するのか?
・極論では、我々の祖先は最初から従順で攻撃的ではなかったと答えられるかもしれない
・ただし、すべての動物の祖先にとって、きわめて従順な性質はかなり特異
・カンブリア紀から現代まで、人間に進化してきた何百もの種のいずれも、反応的攻撃性が高い性質が有利でなかった可能性は著しく低い
・上記と比べてありそうなのは、反応的攻撃性の低下が少なくとも一度は起きたが、大昔すぎて調べがつかない
・我々の直接の祖先の攻撃的な生態を再構築するのは難しいが、自己家畜化について推測するには、それが必要になる
・実際に、反応的攻撃性の低下ははるか昔に起きたかもしれない
・従順さの大幅な拡大は、ヒト族より前のアウストラロピテクスの進化の過程ですでに示唆されている
・ただ、犬歯の縮小は、他の哺乳類のように激しく咀嚼する必要のない食べ物への適応かもしれない
・また、アウストラロピテクスは体格も顔もメスより大きく、攻撃的なオスが淘汰を勝ち抜いた
・攻撃性の役割が大きかったとも考えられる
・過去はあいまいで、どちらの主張も成り立つ
(第9章 家畜化がもたらしたもの)
メチャクチャ寒いですが、いまからジムに行ってきます👍
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