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観察日記1324
観察日記1324
おはようございます。
『「待つ」ということ』をまとめていきます✋
自分にとってあらゆるものとの向き合い方の原点と感じている「待つ」を解きほぐしていきます。
■〈待つ〉以前の〈待つ〉?
・〈待つ-待たれる〉関係の外で待つということは可能か?
・待たれるというのは辛い
・待たれるうちに、じぶんの不完全性が刻々あらわになってくる
・しかし、歓びでもある
・「信じられているから走るのだ」(メロス)
・わたしの行為、発言の、どれひとつとしてだれにも待たれることがないという事態に、おそらくひとは耐えられない
・ひとは、親、友人、恋人を終生求め続ける
・「待たれる」ことがじぶんの存在の最後のひとつとなりうることを知っているから
・待たれるひとは待つひと
・じぶんが待たれるためには、〈待つ-待たれる〉がなりたつような関係の一項としてじぶんも関係の中に入っていなければならない
・しかし、〈待つ-待たれる〉という関係は簡単に均衡がとれるものではない
・他者との関係は、実際にはいろんな「待たれる」に引き裂かれている
・〈待つ〉にしても、「《宛先人不明》の付箋」がついて戻ってくるのが常
・interest(関心・利害)
・西洋のひとたちは互いに思いをはせ、慮り、思い煩い、その裏で比量をもしあうような事態をinterestという語で表してきた
・原義は、「相互的にあること」を意味するラテン語のinter-esse
・このinterは、実際には疎通的な相互性ではない
・ずれや軋み、齟齬や、軋轢、憶測や誤解、誘導や騙し、期待と裏切りの錯綜する関係
・〈待つ-待たれる〉の関係は、その破綻と、修復の果てしない連なりとしてしか現象しえない
・その中で、ひとはひたすら待ち、思いは繰り返し絶たれ、やがて〈待つ〉ことに疲れきる
・それでもひとは待つ
・もう〈待つ〉ことじたいに希望を込めないで
・待たずに待つ
・待つじぶんを鎮め、待つことじたいを抑えること
・待っていると意識することなくじっと待つ
・ある断念と引き換えにかろうじて手に入れる〈待つ〉
・とりあえずいまはあきらめる、もう期待しない、心の隅っこでまだ待っているらしいことすらもすっかり忘れる
・ここでなおじたばたしたりしたら、事態は余計にこじれる
・「育児」
・ひたすらに待たずに待つこと
・待っているということも忘れて待つこと
・いつか分かってくれるということも願わずに待つこと
・いつか待たれていたと気づかされることも期待せずに待つこと
・家族
・家族というものがときに身を無防備にさらしたまま寄りかかれる存在であるとしたら、期待というもののかけらすらなくなってもそれでも自分が待たれているという感覚に根を張っているからかもしれない
・その根がときにあっけなく朽ちてしまったり、もっとも残虐な形で切り裂かれてしまうとしても
・待たれる方からすれば、何かが少しずつ堆積していく時間
(冷却)
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