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観察日記1359

観察日記1359
おはようございます。
『「待つ」ということ』をまとめていきます✋
自分にとってあらゆるものとの向き合い方の原点と感じている「待つ」を解きほぐしていきます。

■『ゴドーを待ちながら』
・『ゴドーを待ちながら』(サミュエル・ベケット)
 ・待つことが待つことであるという保証がないまま、あてどもなく、ただひたすら待つ2人の浮浪者を描いた戯曲
 ・2人の浮浪者(エストラゴンとヴラジーミル)が、見たこともない、ゴッドならぬゴドーという「神もどき」の存在を待つ
 ・およそ演劇と言われる者の約束事をほとんど解除している
  ・ドラマチックな盛り上がりや大団円はない
  ・筋らしい筋もない
  ・演じられる行為の因果関係や論理的な脈絡を追うのも困難
 ・難解というより不可解の連続
 ・「これからどうする?」「ゴドーを待つのさ」「ああそうか」のようなやりとりが何度も繰り返される
 ・考えないためにしゃべる
 ・〈待つ〉ことがいつも落としどころになる
  ・「何をしようか、今度は?」「待ちながらか」「ああ、待ちながら」
  ・しかし、いくら待っても埒はあかない
  ・待つことにした後舌の根も乾かないうちに、「そうだ、お互いに質問し合おう」や「俺たちは幸福だ、と、こう考えることにしたら?」と口にしている
  ・そしてまた待つことに決めるが、待つことの空虚に耐えられなくなり同じようなことを繰り返す
・パスカルのdivertissement
 ・内を覗けば空虚があるのみ
 ・じぶんの存在については何の根拠も見いだせない
 ・外の何かにつねに気を逸らせておく必要がある
 ・そのために情念の対象を自ら作り上げる必要がある
 ・「あたかも子どもたちが自分で塗りたくった顔を怖がるように、自ら作った目的物に対して自分の欲望や、怒りや、恐れを掻き立てる」必要がある
 ・私たちが日常なす全ての行為はまるで空虚な時間を埋めるためだけにあるかのよう
 ・絶えず何かに向けて気を逸らし続けていないと、心の底に「倦怠」がにじみだしてくる
  ・2人の浮浪者は、小さな「暇つぶし」を飽くことなく繰り返しながら、最後はいつも「倦怠」のなかに押し戻され、また待つ
(倦怠)

この部分は本書で抜粋されている演劇のセルフをがないと上のまとめだけではなかなかつかめないですね😅
気になる方は本でご確認くださいm(__)m

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