観察日記1322 5 ぽんマス 2024年1月18日 07:08 観察日記1322おはようございます。『「待つ」ということ』をまとめていきます✋自分にとってあらゆるものとの向き合い方の原点と感じている「待つ」を解きほぐしていきます。■心の空転・訪れを待つのではない〈待つ〉 ・『待つ』(太宰治)の女性は、だれかを待ちながら、だれかと逢うことを期待しているのではない ・未来における何ごとかへの期待ではないような〈待つ〉というものに、女性は身をあずけている ・何かを待つという他動詞にはならない〈待つ〉、そこに〈待つ〉という私たちのいとなみのコアがあるのでは?・「待たせる」 ・〈待つ〉のもっとも強く他動詞的なありよう・待たされるなかで、焦れはなぜ昂じるのか? ・ずるずる待たされるなかで、〈待つ〉は徐々に頑なになってくる ・待つ自分、待っているという事態を強く意識するようになるから ・待つなかで動揺しないということ、そのことを維持しようとして(「待ちきる」ことを心に決めて)、ひたすらに待ちつづけようとする ・しかし、そう意識したとたん、相手の術数にかかる ・揺さぶられまいという思いが意識を枠どりだす ・待つなかで、待つことじたいへの意識が、意識の全面を覆うようになる ・意識が〈待つ〉というただ一点に収斂し、それにがんじがらめになってしまう ・〈待つ〉が〈待つ〉こととして純化してゆき、〈待つ〉こと以外考えられなくなる・意識をひきつらせる ・誘導と誘惑のもっとも効果的な手段 ・意識をひきつらせるには、見てはいけないもの(怖いもの、おぞましいもの、禁じられたもの)を見る可能性だけを見せるのが、もっとも効果的な方法 ・意識に過重に負荷をかけ、散乱している意識の方向が一点に集中しだす ・周りのあらゆるものが、自分が待つ物の兆候か記号のように思われてくる ・反応が過剰になり、心が乱れる・不安定になってゆく ・外界からの感覚入力に対して、それを意識的に感知するかそれとは意識せずに感知するかの境界(意識の閾)は、私たちがふつう考えているよりはるかに流動的 ・意識が緊張を高めるにつれて、「意識レベルでの知覚は著しく減少し、サブリミナルな刺激については一層敏感な状態になっていく」(ウィルソン) ・意識が緊張すればするだけ、ひとはサブリミナルな刺激に対して無防備になる ・周囲の微細な変化に、それと意識することなくディープな影響を受けてしまう ・それとは気づかない空気の微細な変化に、知らぬ間に不安や恐怖を掻き立てられていることも起こる ・相手の心が空転し自動運転するのを、待たせる者は狙っている ・であるならば、「待ちきる」ためにひとはまず、〈待つ〉という心の構えを解かねばならない ・〈待つ〉ということを停止する(自壊) 「待つ」ということ (角川選書 396) amzn.asia 1,508円 (2024年03月04日 21:41時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 自由意志対話: 自由・責任・報い amzn.asia 3,300円 (2024年05月26日 22:58時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する View this post on Instagram A post shared by ぽんマス (@ponmas2) #実験 #観察 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #学校 #遊び #学び #勉強 #人間 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #自由 #責任 #待つ #バイク #旅 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台 ダウンロード copy #日記 #読書 #子育て #教育 #勉強 #旅 #哲学 #学校 #自然 #学び #人間 #自由 #科学 #バイク #遊び #思い込み #実験 #責任 #観察 #常識 #待つ #ゆっくり考える #たたき台 #ぽんマス自省録 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート