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観察日記136

観察日記136
おはようございます。
今日は「私たちは子どもに何ができるのか」より

私たち大人は、子どもが何か悪いことをしたときに、直感的にこう決めてかかる。
「子どもがこんなことをしたのは、自分の行動の結果を理性的に考えて、大小よりもその行動による利益の方が大きという計算が働いたからだ」
そこでふつうは子どもたちが受ける罰を重くして、悪いおこないの代償を大きくしようとする。
しかしこの方法に効果があるのは、悪いおこないが本当に理性的な打算の産物だった場合だけである。
ところが実際には若者の行動、とくに深刻な逆境を経験してきた若者の行動は、多くの場合、理性とはかけ離れた感情や精神やホルモンの影響を受けている。
もちろん、だからといって、悪いおこないを許したり無視したりすればいいわけではない。
だが長い目で見たとき、問題を抱えた若者の動機づけとして、なぜ厳しい罰則では効果がないのかはこれでわかる。
罰をあたえることよりも、生徒がみずから自制能力を発達させようとする状況や仕組みをつくりだすことに重点を置いた方が、もっと効果が上がるはずである。

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