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観察日記1362
観察日記1362
おはようございます。
『「待つ」ということ』をまとめていきます✋
自分にとってあらゆるものとの向き合い方の原点と感じている「待つ」を解きほぐしていきます。
■無意味な交換、たえざるすっぽかし
・ミニマムの水準で〈世界〉を維持
・『ゴドーを待ちながら』において、〈世界〉は確かに無意味な存在でしかない
・しかし、〈世界〉が完全消失してしまっているわけではない
・無意味な行為の継続が、ミニマムな水準で〈世界〉を維持している
・2人の浮浪者も、その〈世界〉を終わらせることも、自らの生を断つこともしようとしない
・惰性のように、どう考えても無意味な行動を繰り返すのみ
・無意味な交換は「ニヒリズム」か?
・2人の浮浪者をニヒリストとするのは「誤りであるどころか、ベケットが示そうとするものの完全な逆である」(アンダース)
・ニヒリストが存在するから〈意味〉を剝奪する
・対して、2人の浮浪者は〈意味〉をあきらめることができない、希望を捨てることができない
・「ベケットが提示しているのは、ニヒリズムではなく、打ち破れないほどの絶望的状況にあってもニヒリストたりえない人間の無力なのである。」
・「彼らが待っているゴドーとは誰かとか何かという問いは無意味だ。ゴドーとは、無意味に続けられている存在が自分は『待っている』『何かを期待している』と誤解している事実を示すタイトルにすぎない」(アンダース)
(空転)
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