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観察日記908

観察日記908
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋

・家畜化症候群の進化時期を知りたいのは、それがおそらく反応的攻撃性の淘汰の時期と重なるから
 ・家畜化症候群は、約31万5000年前に始まったと考えられる
 ・以来、家畜化症候群の傾向は顕著になり、ごく近い時代にその影響が頂点に達した
・ホモ・サピエンスになる過程全体が、自己家畜化と結びついているかもしれない
 ・もし自己家畜化が本当にホモ・サピエンスの起源に関連する変化をもたらしたなら、自己家畜化を引き起こした淘汰圧は31万5000年前からさらにさかのぼる時代に始まったに違いない
 ・その過程は時とともに加速し、現代に至るまで反応的攻撃性を抑える淘汰圧が強まっているように見える
・DNAの分析には限界があるので、それ以前のことはわからない
・ネアンデタール人の化石は非常に多いので比較に有用
 ・更新世中期のヒト属の貴重なモデル
 ・彼らの成長速度を知ることもできる
 ・私たちの種と違い攻撃性の低下や家畜化症候群の証拠が示されていない
・ネアンデタール人にはホモ・サピエンスに生じた変化が観察されない
 ・ホモ・サピエンス誕生の過程は、共通の祖先が二つの種に分かれた後に始まった可能性が高い
 ・いつ系統が分かれたのか?
 ・遺伝学的データによれば、分岐が76万5000年前より早いとは考えられない
 ・化石のデータでは最初期のホモ・サピエンスの進化プロセスが30万年前までに始まったことを示唆
 ・ホモ・サピエンスの独自の進化はその間のどこかで始まったと推測
 ・話を単純にするために、本書ではその時期を「約50万年前」としておく
(ヒトの自己家畜化)

〈読書中〉

『大震災以降、絶対的価値となった〈絆〉という一文字。それは大きな権力・権威となって我々を支配するようになった。だが、そこには暴力が潜んでいないだろうか。陰影のある、他の「繊細な精神」を圧殺する強制力が働いているのではないだろうか。〈絆〉という一文字の絶対化がヒトの目を曇らせる、細かく微妙に動く人の心の動きを見せなくするのだ』

個人的に「多様性」や「寛容」といったいわゆる善とされている言葉の“使われ方”にモヤモヤすることがあります。
この本は「絆」という視点から、自分のモヤモヤを言語化してくれているような気がしています。

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