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観察日記1364

観察日記1364
おはようございます。
『「待つ」ということ』をまとめていきます✋
自分にとってあらゆるものとの向き合い方の原点と感じている「待つ」を解きほぐしていきます。

■待つふりをしているだけ?
・待つこと以外の行為をなぜ中断するのか?
 ・2人の浮浪者は「ゴドー」を待ちながら、それを誰だか知らない
 ・「ゴドー」が来るあてもないまま、2人はいつも思い出したように、ゴドーを待つことへと舞い戻る
  ・やりかけた、待つこと以外の行為を中断するときでもある
・待つこと以外の行為を中断する理由
 ・退屈だから、無意味だから
 ・すべては時間つぶしであると心得ているから
 ・ちょっとでも時間がたてばいい
  ・「おかげで時間がたった」「これで、どうやら、また一日が過ぎた」という行為を中断したときの台詞
 ・しかしまた、「退屈しのぎ」に手を出す
 ・結局、何もしないで待つということができない
・「粥状の時間」(アンダース)
 ・行動も会話も、空回りをしたり、堂々巡りになってしまう
 ・時間が停滞するどころか、前後関係もごちゃごちゃになている
 ・「こういう時間は1秒かせいぜい1分ほどしか動かせない。時間を動かす手をちょっと引くと、すべてが再び滑り落ちてごちゃまぜになり、何かが起こった痕跡もなくなる」
 ・2人の浮浪者が繰り返す「粥状の時間を一時的にでも動かせる痕跡だけの活動」はもはや「行為」ですらない
  ・何かを目指すのでもなく、何かを作るのでも変えるのでもなく、ただただ「時間を動かすことだけを目指して」なされる活動
  ・そのことが身に沁みているから、彼らはふたたび無為に戻る(〈待つ〉に還る)
・この〈待つ〉も時間をかるためのスパイスのようなものでしかないのでは?
 ・実際には、何もしないでただ待つということが彼らにはできない
 ・彼らは待つのではなく、待つふりをしているだけ
  ・待ち人が来るあても、予兆もない
  ・そもそも彼らは待ち人の到来をほんとうに願っているふしもない
 ・〈待つ〉は、現にある時間を潰すのではなく、ここにないものの到来を待ち受けること
  ・そのかぎりで現在に陥没するのではなく、現在の外へつながろうとするもの
  ・待つのもひとつの時を駆動させる算段でしかない
  ・それもまた時を駆るためにある
 ・〈待つ〉もふくめて、あらゆる行為は時間を駆動させるためだけになされるということになるのだろうか?
  ・世界はそこで終わってしまわないのだろうか?
(粥状)

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