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観察日記1329

観察日記1329
おはようございます。
『「待つ」ということ』をまとめていきます✋
自分にとってあらゆるものとの向き合い方の原点と感じている「待つ」を解きほぐしていきます。

・なぜ言葉を迎えにゆくのが〈聴く〉の最悪のかたちなのか?
 ・語るということが自らに距離をとることだから
 ・苦しいときに、ひとは誰かに語ることでその苦しみを分かち持ってほしいと願う
 ・しかし、その苦しみはもっとも語りにくいもの
  ・苦しければ苦しいんほど語りは難しい
  ・苦しいときにはそもそもそれを他人には語らない
  ・苦しいことは何よりも忘れたいこと、語ることでわざわざ思い出すことはない
  ・本人以外にはなかなか判りづらいもの
   ・言葉の感触を一つ一つ確かめながらでなければ口にできない
 ・苦しいことが苦しいのは、解決に途が見えないから
  ・そもそもそこに答えはない
  ・「なぜあのひとではなくて、このわたしばかりが苦しまなければならないんだろう…」という問にいったいだれが答えられるのか
  ・苦しみの語りは訥々としたものとならざるをえない
  ・すらすら口にできるものではない
・それでも聴く
 ・言葉が訥々としかこぼれ落ちてこないにしても、長い沈黙があいだに挟まるとしても、それでもひとは聴かなければならない
 ・苦しむひとが自らのその鬱ぎについて語るというのは、その鬱ぎを整理し、それから距離をとるということだから
 ・語ることで、その鬱ぎとの関係そのものが少しずつ変わってゆく
 ・溺れたままでは語れない
 ・この溺れから脱すること、そのプロセスをたどりきることが苦しみ苦しみについての語りの要
・聴くものは常に待機していなければならないが…
 ・聴くひとは、とぎれとぎれの語りの、その遅さに耐えきれない
 ・耐えきれずに、つい言葉を挟む
  ・「あなたが言いたいのは、こういうことじゃない?」
  ・「そう、わたしが言いたかったことはそのことなの」
 ・これはなんの解決でもない
  ・語る、つまり自分を鬱ぎから解き放つそのプロセスが、そのことで省略されてしまう
  ・そのときはすかっとした気になるが、問題の解決は先送りにされたにすぎない
  ・語るものが自らの塞ぎから距離をとるそのチャンスが、聴く者によって横取りされたかたち
(省略)

『言葉を迎えにゆくのは〈聴く〉の最悪のかたち』というのは自分に言い聞かせているところであります。
『言葉が訥々としかこぼれ落ちてこないにしても、長い沈黙があいだに挟まるとしても、それでもひとは聴かなければならない』というのは、自分がふぁーべるをスタートさせた要因のひとつで、「この時間を待てる場所が欲しい」というのが自分の欲望です。

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