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観察日記871

観察日記871
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋

・他者より能動的攻撃性が強い個人は、独特の社会的感情を持っている
 ・感情の繊細さに乏しく、被害者にさほど感情移入せず、意自分の行動を後悔することもあまりない
 ・殺人(戦争を除く)の中で能動的なものと反応的なものの割合は明確ではないが、反応的な殺人の方が一般的
  ◇フィラデルフィアでの殺人考察(ウォルフガング、フェラクーティ)
  ・35%が人格対立(反応的攻撃)
・「事前に熟考し、計画を立て、故意に行った殺人は、明らかにされた殺人全体の5%にも満たない」(能動的攻撃)
  ・残り60%は能動的か反応的かわからない
   ・家庭内の喧嘩(24%)、嫉妬(12%)、金銭(11%)など
  ・能動的殺人が5%は低すぎるのでは?
   ・復讐には必ず計画の要素が含まれるので能動的殺人と考えられる
   ・能動的殺人は注意深く犯罪を計画する時間があるため、罰を逃れることが比較的多いはず
    ・未解決の殺人事件など
 ・ほとんどの殺人の原因が能動的ではない反応的攻撃(ヨハン・ファン・デル・デネン)
  ◇アメリカの犯罪調査
  ・些細な口論から多くの殺人が起きている
  ・計画的な攻撃以上に口論からの攻撃の頻度が高いのは、銃のような近代兵器が存在するからではない
  ・13~14世紀のイギリスのオックスフォードでも、たいていの殺人は条件反射的だった
・能動的殺人は意図的なので、理解しやすい
 ・能動的殺人者の目的は事前に決まっていて、本人には理にかなっている
・反射的殺人は、説明が難しい
 ・争いの激しさが発端の出来事と全くの不釣り合い
 ・殺人が偶発的に起きることが多い
・些細な口論から起きる殺人は、たいてい地位を維持しようとする衝動の反映(ウィルソン、デイリー)
 ・その衝動は、アルコールがない世界や、効果的な武器が少ない時代では有効だったかもしれない
 ・現代では、攻撃する側を殺人者にしてしまうので、もはやためにならない
・反応的攻撃は、様々な経済的、文化的影響を受ける
・地位をめぐる争いは下層労働階級や社会底辺層の男性に多い(ポーク、ブルックマン)
・反応的攻撃は収入格差が大きい社会で多く見られる(ウィルソン、デイリー)
・反応的攻撃は、文化的な理由から名誉が高く評価される「名誉の文化」において、比較的起きやすい(アメリカ南部など)
・反応的殺人は、たまたま状況が制御できなくなり、「悪い方向に進んだ」攻撃から生じるので、殺人者も被害者も両損になりがち
・反応的闘争の激しさは、名誉と経緯がいかに重視されているかを物語っている
(第2章 攻撃性のふたつのタイプ-3)

〈読書中〉
・大学の教科書を中心に化学熱力学・反応速度論を復習中。
まとめのスライドをつくりながら、「熱」「エネルギー」「反応」などの概念理解に再挑戦しています。

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