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観察日記936
観察日記936
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋
・社会化の窓が閉じるのは、生理学的なストレス・システムが成熟するから
・その一つはHPA系(視床下部・下垂体・副腎系)
・コルチゾールの分泌によって体のストレス反応を引き起こす
・視床下部の活動によって副腎皮質ホルモンのコルチゾールの賛成が増え、他の要因と共に恐怖反応を高める
・選択されたおとなしいキツネは、ふつうのキツネに比べコルチゾールの平均血中濃度は約半分(12世代後)
・30世代後にはさらに低くなる
・ストレスのないおとなのコルチゾール濃度が基本的にかなり低い現象は、ペドモルフォーシス
・選択されたおとなのキツネの値は、ふつうの子どもと同じぐらい
・コルチゾールは、選択の有無にかかわらず、見知らぬ相手が近づいてくるなど、感情的なストレス要因があると急激に上昇
・ストレスによる上昇率は、従順さで選択されたキツネでは著しく低い
・犬もよく似ている
・別の主要なストレス・システムのSAM系(交感神経・副腎髄質系)は、家畜化された動物ではまだそれほど研究されていない
・モルモットの実験では、ペドモルフォーシスの結果が示唆されている
・他にセロトニン系も同様の結果が示唆
・第2のペドモルフォーシス的特徴
・おとなしい小型の体の選択の結果として、子どもらしい体の形態を維持
・選択の初期段階において、家畜化された種は野生の祖先より小さい傾向
・年齢の割に大きくて強い個体は、幼いころも成長してからも攻撃的になりやすい
・攻撃性を抑える選択では、体が小さく、それにより成長速度が遅くてペドモルフォーシス的な子どもが優先される
・ペドモルフォーシスは、おそらくすべての家畜化された種において、感情的反応を弱める主要な経路になっている
・この30万年の間にホモ・サピエンスが反応的攻撃性を低下させる淘汰を受けたなら、行動の上でもペドモルフォーシスの証拠が確認できるはず
(行動上のペドモルフォーシス)
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