よく言われることと右脳と左脳の話
昔から色々な人にまったく同じことを言われて育ったという経験はありませんか?
私にはいくつかあるのですが、そのうちのひとつの言葉について今回はお話ししたいと思います。
よく言われること
友達と会話をしていた時にこんなことを聞きました。
「本当はあなたは勉強をする気になったら、滅茶苦茶できるでしょう。地頭は良いはずだよね」。
この言葉に驚きました。
昔から、色々な人にまったく同じことを言われるのです。
できない
はっきり言いますができません。
私は勉強はできない。したくない。やってもわからない。
「それはメリットが見出せないだけで、自分の中で本当に必要になれば本気を出して勉強するでしょう。今までメリットを感じなかったからやって来なかっただけじゃないの」。
そうなのだろうか。
小学生の頃から毎年のようにこのくだりを教師に言われ続け、家庭訪問や面談の際には親を苦しめてきました。
「本当はできるのに、あの子はやっていない」と。
中には三者面談で「本当はできるのに、学校ではできない素振りを見せているんじゃないか。裏でやっているのに嘘つくなよ。いい加減表に出せ」と教師に言われたこともあります。
“裏でやっているのに嘘つくなよ”の言葉のあたりで、その時頭の中に薬物乱用者の姿が思い浮かんでしまったので
「そんな、まるで裏で薬物を使用しているかのようなことはしてませんよ」と返事をしました。
その後の教師の言葉は憶えていません。
勉強ができる人はきっと、高校の三者面談の最中に薬物の事なんて思い浮かべないのです。
ちなみにですがいよいよ母親はこの手の話を聞き慣れてしまったのか、三者面談の後はお昼に食べるパスタの話をしていました。
逆に知りたい。
本当は勉強ができるのではないかと思うのは、なぜなのか。
友達は説明が難しいとのことで理由をこたえませんでしたが、他の人についてはこちらのことを深く知らないので曖昧な返事をしそうなものです。
右脳と左脳
その話の流れで、性格診断の話になりました。
16種類の性格診断(MBTI)とエニアグラムの割合の図を見た時に、私と同じ性格タイプの場合はどちらかというと左脳をよく使う人の方が割合的に多いような気がしたのですが、私の場合ほぼ右脳しか動いていないと思いました。
不思議ですよね、右脳と左脳を使う割合が異なる人間でも、16種類中同じ性格診断の結果が出るだなんて。
そこで思い浮かんだのが
そうだ、左脳を動かそうとしていないから勉強ができないのではないか?ということでした。
そう思うと、左脳を動かすために何らかの興味が持てるものを探せば、ちょっとは左脳が動き始めるのではないか、という、これまた安直な方法を思い浮かべてしまいました。
右脳と左脳をバランスよく動かすことができたら、まるでアインシュタインのようではありませんか。
でもですよ、思い浮かべているだけならきっとなかなかやらない。
やりたいことや必要なことがあれば、すぐにでも手をつけているはずなのです。
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