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【本の学び】読書チャレンジ#11「パーパス・マネジメント」@一年365冊

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
2021年に習得した「速読」に基づき、2023年毎日投稿の読書メモになります。
お役に立てれば幸いです♪

【本日の書籍】

丹羽真理著「パーパス・マネジメント」(2018年・クロスメディア・パブリッシング)

【書籍を選んだ目的】

パーパース経営を学ぶ

【ポイント(私が得たこと)】

「パーパース経営」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

パーパース・・・Purpose→日本語訳「目的」ですね。

「目的経営」ということです。

理念やミッションに近い概念ですが、理念やミッションは、会社の外部の関係者に向けたものに対して、「パーパース」は、自社の社員と組織のやりたいこと、目的になるということです。

◆パーパース経営の効果

会社組織のPurposeとそこで働く個人のPurposeが一致していると、社員がいきいきと幸せに働くことができる。社員が幸せだと、会社の業績は間違いなく上がる。
CHO=Cheif Happiness Officer

本書より

良い会社と悪い会社の違いは、社員が組織の存在意義を自分のものとして共有できているか。

本書より

社員みんなが、生き生きと仕事をすれば、生産性があがり、業績がよくなります。


頭では、わかっているが実践はなかなか難しいのが現実です、、、

弊社のパーパースは、何だろうか?と考えてしまいます、、

自分の中では、事業の目的がしっかり明確にありますが、なかなかうまく伝わってないと思います。

個人のパーパースと会社のパーパースが一致するように

①会社のパーパースをしっかりと伝える
②one on oneで個人のパーパースを引き出す

この二つがまずは必要かと思いました。

◆労働生産性の何に注目するのか

労働生産性=付加価値÷労働量

これが労働生産性です。

昨今で騒がれている「働き方改革」は、「労働量」、つまり、分母の数値を低くすることを目標としています。

労働量を減らしても、いきいきとわくわくした人生にはなりません。

パーパース経営は、「付加価値」、つまり、分子の数値に着目した経営とのことです。

付加価値をどうやってつけるのか?

「幸福度が高いと生産性が高い」という指標が学者の調べで出ているそうです。

仕事での幸福度のヒントが個人のパーパースにあるとのことです。

ひと昔前の考え方では、

「努力→成功→幸せ」の順番でした。

パーパース経営の考え方では、

「幸せ→努力→成功」の順番で考えるとのことです。

幸福の起点は個人がパーパースを持つこと

だそうです。

生産性を時間の効率化のみにフォーカスする「働き方改革」に非常に疑問を持っていましたが、それを指摘し、時間短縮以外の方法を提案している考え方に共感できました♪

◆個人のパーパースの作り方

個人のパーパースの作り方です。

①自身が大切にする価値観に沿っている
②社会的な意義が含まれている

この2点を含めたパーパースが必要とのことです。

◆会社のパーパースの作り方(策定ワークショップ)

会社のパーパースの作り方です。

・チームビルディング
・現状の振り返り
・パーパースを作る目的、要件定義
・自社の強みの発掘
・X年度のじびょんとパーパースの策定

このような順番で作ることが一例で挙げられていました。

【感想】


法人のパーパースをまずは、しっかりと決めて、発表することが重要だと思いました。
私の中では、言葉もあるので、数人に聞いてみて、これを発表する準備を進めたいです。

また、毎月のone on oneを使って、個人のパーパースを作成するような質問や面談を徐々にしていきたいと思います。

読んだ日付:2023年1月3日
かかった時間:23分(161頁)

おわりに


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