「何かと、エコじゃない」
今日も暖かな日差しを感じ、自転車を走らせる。
花粉の種類は杉から檜に変わったのを、微かに感じる。
体は正直に反応するようになり、水分とエネルギーを、
欲するようになった。
エコじゃない体、エコじゃない生活、春だから何かと
物入り、春だから請求書が、あちらこちらから届く。
税金や更新料は、一向に待ってくれない世知辛い世の中。
自転車を走らせると、少し汗を掻いたが、風が通り過ぎると、
そっと乾かしてくれる優しい季節。
接客業の方々が、忙しく店内を移動しているのを見ると、
見習わないと、と思ってしまう自分がいる。
優しさに触れると、謙虚な姿勢を生む刹那。
粗野な行動が減った気がするが、まだ読めない時代だから、
いつ何時野獣が目覚めてしまうのか定かではない。
自転車を止めて、歩き出した足取りは少し早歩きだった。
時間を惜しむかのように、歩くのがちょうど良い。
そんな春の季節、初夏のような暖かさの中での一幕。
「この先、エコなことは、起きるのだろうか」
ふと我に返った
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