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はじめに

  • (極端な話、文系、理系など)どのような思考訓練を受けたかによって世界の捉え方が異なる

  • さまざまな捉え方を身につけ、多角的に分析するのが重要

  • だからチームというのが大切なのかも

世界をどう表現するか

MITのキャンパスを歩いていると、このTシャツを着ている人をちらほら見かけます。

https://store.thecoop.com/mit-math-equation-tee-shirt/ecomm-product-detail/2408/

全く意味不明。

でも、物理が好きな人だったら理解できるんです。

E = mc^2

というのはアインシュタインの「エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗」という有名な公式を変換したモノ。

つまりm

2番目の √−1というのは、昔々(睡魔と戦いながら)受けた数学の授業で出てきた虚数。

つまり 虚数単位 i = √−1

最後は、物理やった人しかわかんない熱力学の理想気体の方程式

熱力学温度 T、圧力 p の下で、物質量 n の理想気体が占める体積 V が与えられる式

pV=nRT

これを変換させて、pV/nR = T

で、3つを並べてると MIT

という完全に自己満意外なんでもないこの自己主張。

その昔、アインシュタインは

Everything should be made as simple as possible, but not simpler.
ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ。しかし、シンプルすぎてもいけない

という名言を残しています。

これはある意味、

世界をどのように捉えるのか

ということに繋がってきます。

では、MITのシャツと同じ発想のモノが入試に出てきたらどうしますか?

さて、これの答えはなんでしょうか。

答えは2021、つまり受験している年度です。

この年の入試を見て、冷や汗をかきまくった受験生がどれほどいたことか・・・。数学が大嫌いで、私立文系になって、この大学に憧れ英語と小論をひたすら勉強してきた。

なのになのに

数学かよー

そう、サンドイッチマンの名台詞が出てきた人も多いでしょう。

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