「自分の居場所を楽しくする」キャンプで築く地域のコミュニティーー新井泰典さん
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「自分の居場所を楽しくする」キャンプで築く地域のコミュニティーー新井泰典さん

キャンプで楽しい居場所づくりをしようとアクションを起こし始めた人がいます。

今回お話をうかがったのは、春日部在住の新井泰典(あらいやすのり)さん。

新井さんは不動産関係の会社を経営しながら、新しくキャンプ事業を立ち上げる挑戦を始められました。新事業を立ち上げる取り組みがどのように動き出していったのか、そのきっかけ・現在、みつめている未来についてうかがいました。

※この記事は、NPO法人ETIC.(エティック)のアントレプレナーシップ・トレーニングプログラム「PLAY!」の修了メンバーの皆さんのインタビューシリーズ、第3回目となります。
今回は、PLAY!事務局で情報発信やメンバーコミュニティづくりを担当しているシェリー(遠藤さくら)がお届けします。

1.キャンプをコロナ禍の趣味から仕事に

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シェリー:自己紹介をお願いします!

新井:埼玉県の春日部で不動産業を経営している新井です。不動産といっても色々ありますが、うちの会社は中古の戸建てをリフォームして売ったり貸したりするのをメインの事業としてやっています。そのほかにアパートを貸すなどの賃貸契約をサブでやっています。
最近、新事業とまではいっていないのですが、「こういうのがやれたら面白いよね!」とキャンプに関する事業をやり始めました。キャンピングカーの貸出や、レンタルスペースを製作するプランを出しています。いずれは家を買ってくださった人にスペースを安価もしくは無料で解放できるといいなと思っています。

シェリー:PLAY!に参加する前はどんなことをやりたいと思っていたのですか?

新井:前からキャンプ事業は、お金になりそうだなと思っていました。うちの会社は自動車会社でいうとメーカーのような立ち位置で、地域のお客さんとの接点がありそうでありません。仲介会社に入ってもらったり自社で広告を打ったりするのですが、お客さんになっていただけるのは2〜3割くらいです。ほかの方は他社さんにいってしまう課題があるので、もう少し地域に根ざした事業にしたいと思っていました。もし地域のお客さんが気軽に案件の相談に来てくれれば、絶え間のない安定した営業がしやすくなります。多くの人は、一生に一度しか家を買わないですよね。なので単価やスパンが短い商品やサービスを取り入れることで、接点を作りたいと考えていました。そこで思いついたのがキャンプでした。
そのアイデアを事業化する上で、良い相談相手がいないか探してたどり着いたのがPLAY!です。おそらくフェイスブックの広告から無料面談に応募しました。

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シェリー:キャンプというテーマはどうやって見つけられたのですか?

新井:もともと熱烈なキャンプマニアという訳ではありません。コロナ禍で飲みにいけず遊んでいると怒られる状況の中、キャンピングカーのレンタル事業を知り「こんな世の中でも楽しそうな人たちがいる!」と興味を持ちました。キャンプ道具を一から揃えてユーチューブを見ながら試行錯誤していたら、気づいたときにはキャンプにハマっていました。実体験として面白かったし、自分がやりたいと思ったことはいろんな人に通じる気がして、これをきちんと組み立ててれば仕事になりそうだと思いました。

根本的な価値観の部分でいうと、自分の居場所を自分でつくるというテーマがあります。面白いことがないときに、自分を起点にして面白いことが広がっていったほうがいいと思っています。移動距離も少なく済みますしね。また不動産自体も動かせないものを扱っているので、遠出して面白いものを見つけるよりも地元で面白い店を発掘するほうが性に合っていますし、地元で面白いことを見つけたほうが飲食店でも遊ぶ場所でもお宝感があります。みんな「春日部に遊ぶ場所なんてないよ」と言うのですが、自分で見つけたほうがいいと思うんです。工夫すれば遊べるようになるし、そこから仕事に繋がることもあると思っています。

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2.「自分の居場所を楽しくする」というコンセプトの発見

シェリー:PLAY!を通して印象に残っていることはありますか?

新井:会社の別事業としてキャンプ事業を立ち上げる計画を立てていたときに、杉浦さんに「ゼロから新規事業としてやったほうが早くないですか?」と質問を投げかけられました。たしかに社員たちは「社長が一人でやってください」というスタンスでした。仕事量が増えるのであれば、会社とは別で興味のある人を集めてやったほうが合理的だと。でもそれに違和感を感じた自分がいて、なぜか会社でやらないと意味がないと思っていました。

深掘っていくと、社内メンバーとのコミュニケーションに課題を感じていて、それを黒船のようにキャンプ事業で変えてやろうと思っていたことに気づきました。自分の中には会社を良くしたいという根本的な思いがありました。メイン事業も新事業も今いる環境も「居場所と関係性の改善」というキーワードで自分のなかでは繋がっていたんです。「自分の居場所を楽しくする」という自分のコンセプトがわかった瞬間でもありました。

そこからは社内でのコミュニケーションをもっと積極的に取っていくことが必要だと思い、社内に新しい評価制度をつくって話を聞く機会を増やしたり、ミーティングを増やしたりといった工夫を始めました。ただ事業のプランニングをするだけでなく、自分と従業員との関係を改めて考えなおす機会が持てたと思っています。結果、本業のオペレーションも良い影響がありました。外からの問いかけであるコーチングでコンセプトが立ち上がった瞬間でしたし、自分だけではそこに至らなかったのですごく感動しましたね。

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シェリー:杉浦コーチの印象やコーチングでほかに記憶に残っていることはありますか?

新井:杉浦さんには、「新井さんはどう思ってるんですか?」と繰り返し気持ちの部分を質問されましたね。儲かる儲からない、立ち上がる立ち上がらない以前に、自分が本当にそれをやりたいのか何回も聞かれたので、正直頭を抱えたときもありました(笑)。普段は聞かれても割と答えられるほうなのですが、それでも答えられない問いがくるので結構悩んだ記憶があります。「事業をしてお金を儲けられればいいじゃん」と思っていたところもあったのですが、問いかけられたことで自分の気持ちに正面からぶつかる機会になりました。

机上で考えることはもともと好きなタイプです。ただここまで真剣に、自分の価値観を深掘りしてやりたいことを考えることはありませんでした。そういう緻密な調整はなかなかやることがないので大変ですが、中心の歯車になる部分だと思うので大事なことだと思います。普段は面倒臭くて避けて通ってしまうところに向き合った感じでしたね。

シェリー:PLAY!のイベントや交流会はいかがでしたか?

新井:イベントではゲストの方の個性や思いが事業になっていることが、本人の言葉で生々しく伝わってきました。その人でないとできない事業で、その人がやるから意味があるのだと思わされましたね。人によって取り組んでいうテーマも違うし、とてもユニークでした。
交流会は違うジャンルの知り合いが増えたのが面白かったです。一般的な飲み会は愚痴を言い合うものが多いと思うのですが、事業を発想するようなメンタルを持っている人たちなので「いいじゃんいいじゃん!」みたいな、肯定的なノリが楽しかったですね。

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シェリー:PLAY!はどんな人に合っているサービスだと思いますか?

新井:コーチングは誰にでも役に立つ幅の広いテクニックだとは思うのですが、考えることを面白いと思える人のほうが合うかなとは思います。好奇心が強めな人ですかね。あとは内面の衝動の輪郭がわからない人とか、面白いことがあるけれどなんでこんなに面白いのかがわからないというような、自分のエネルギーを言語化できない人にもオススメです。

自分のモヤモヤの理由がはっきりわかることは、価値が高いと思います。独立する前、知り合いが占いにハマっていて、自分は占いを信じるほうではないのですがやってみることにしました。そうしたら「会社員が本当に向いていない」と言われて(笑)。薄々感じていたけれど「哺乳類が水の中で生活している感じ」とまで言われたので、そりゃ苦しいよなと思いました。できないことをできないと知ったり嫌いなものを嫌いとわかると、人に任せたほうが良いことを判断できるようになります。PLAY!はそれができる場だと思います。あとは、自分が必要だと思うタイミングでサービスを活用するのが一番だと思いますね。

3.キャンプ事業で地域のコミュニティをつくる

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シェリー:現在のプロジェクトはどのように進めていますか?

新井:PLAY!参加中に始めたキャンピングカーの貸出は継続しています。ファミリー用のキャンピングカーはサイトに登録してあって、身内が8割でたまに一般の人が利用してくださる感じです。いろんな人に貸し出すよりも今の形でいいと思っていて、コミュニケーションのひとつの形になってくれればと思います。個人的にはタダでキャンピングカーが買えるというよこしまな気持ちもありましたが(笑)。

今度はソロキャンプ用に小型4WDのジムニーを購入して貸し出そうと思っています。車の上に乗せられるテントを設置する予定です。キャンプ道具もある程度、車の中に入れておこうと思っています。キャンプはやろうと思うと揃える道具が多くて大変なのですが、それを貸し付ければキャンプができてしまう便利なジムニーにします。

ほかにはイベントスペースをつくろうと考えています。事業再構築補助金に応募したいと考えていて、現在事業計画を作成中です。プランはもうできているのですが、ファイナンスのところで人の手を借りたいと思っています。イベントスペースができたら、ギター教室やお料理の店をやっている知り合いを呼んで、夜に焚き火をしながら楽しむ会をやりたいです。自分がいいなと思うことの延長なのですが、近所の方にも来てもらって地域の人のコミュニティができたら嬉しいと思いますね。

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シェリー:将来的にやりたいことやこれからの展望を教えてください!

新井:国とか県の協力がないとできないレベルかもしれないですが、自分が住んでいる春日部のはずれを観光地化したいと思っています。田んぼの作り手がいないことなどが社会問題になっていて、膨大な土地があるのにうまく活用できていない状況なので、安い土地に面白いものをつくりたいです。今やっていることとはかけ離れているのですが、いつかそこの管理人をやってボーっとしていたいです(笑)。これからも面白い居場所づくりを企画していきたいと思っています。

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インタビューまとめ

ご自身が経営している会社のなかで新しい事業を立ち上げるために、PLAY!をご活用いただいた新井さんのお話はいかがでしたか?

一見、メインの事業とキャンプ事業は全く違ったものに思われますが、「自分の居場所を楽しくする」というコンセプトで繋がっていたという気づきが印象的でした。また新事業について考えていくなかで社内のコミュニケーションが改善されたのも、自分の内面を深掘るコーチングならではの出来事だと思います。
新井さんのイベントスペースが完成したら、ぜひ春日部に遊びに行きたいですね!

新井ホーム
当社は南桜井駅を中心として、地元不動産の売買・賃貸などのご紹介を主な業務内容とする会社になります。「売りたい」「買いたい」「借りたい」ご希望の方は不動産に関する質問は何でもお気軽にご相談ください!
旧有限会社庄和不動産の時代から不動産業一筋 地元で50年。
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今後もPLAY!では、自分らしい挑戦スタイルでアクションしつづけたい方々をサポートしていきます。PLAY!に少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にコーチング無料体験にご参加ください!

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