第357号『合格者のポートフォリオ公開①』
これからご紹介するのは2022年4月にサイバーコネクトツーに入社予定の内定者のポートフォリオ(の一部)です。
これまでに何度か『ゲーム業界志望者の不合格理由』という記事を投稿してきました。それぞれに大きな反響もあって沢山の人に記事を読んでいただけて非常に良かったと思っています。
しかしそろそろ『合格者のレベル』ってものを実際に見たくないですか?
サイバーコネクトツーに応募して作品審査に合格して面接も実施して、すでに入社が決定している内定者の作品とその評価を公開したいと思います。(内定者にはこうして記事として紹介することに事前に説明して承諾をいただいております)
「実際に合格して入社が決定している人間の能力がどれぐらいなのか」
これはもう見てもらった方が早いと思うんですよ。
冒頭にある2作品は内定が決定しているゲームデザイナーAさん&Bさんの作品です。
それぞれ学校も年齢もバラバラですが、共通点はサイバーコネクトツーに応募して合格して入社が決まっている同期の新人であるということです。
2022年4月に入社予定の新人でゲームデザイナーはこの2名です。
ゲーム業界では新人がゲームデザイナーとして入社すること自体が非常に難関であるということは変わりません。(割と昔からそうです)
その決して低くはないハードルを超えて入社することが決まった2人の作品とその評価を解説していきたいと思います。
合格者のポートフォリオ公開①
-ゲームデザイナー編-
まずこの2人の大きい共通点としての評価ポイントを説明しますね。これは作品審査を行って(合格した後に)面接を実施した際に面接官からヒアリングした印象も含めての評価ということになります。
【GOOD!①】
複数のゲームソフト開発経験が実績としてある。個人制作・チーム制作両方の経験を持っており、ゲームコンテストで受賞するほどのクオリティの高いゲーム制作経験があるということ。
【GOOD!②】
・挨拶がしっかりと出来ている(面接開始時・終了時・退出時)
・姿勢正しく座ることが出来る(面接中)
・振る舞いや話し方に覇気(やる気)が感じられる
・出来ない理由を口にしない
・サイバーコネクトツーでやりたいことが明確にある
【GOOD!①】は完全に学生時代に作ってきたものが全てです。応募時の作品だけで評価を行った上でまっすぐに合格しています。(コンテストの受賞作品も応募作品だったので改めて評価しました)
【GOOD!②】は面接時の評価シートに書かれていました。いずれも評価シートにあらかじめ書かれているチェックポイントなのですがいずれの項目にも◎(二重丸)が記されていました。
要するに、作る能力もあって+対面した時の気持ちよさ(人柄)なども含めて極めてポジティブな評価となっていると言えます。(このへんはゲームデザイナーという職業柄なのかもしれませんね。複数のセクションとやりとりを行うことが期待される仕事ですのでかなりポイントは高いです)
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さて、ここからはAさん、Bさんそれぞれの作品の評価とそのポイントを解説していきたいと思います。
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