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第392号『ブランディングは誰がやる』

松山 洋 サイバーコネクトツー

東京ゲームショウなどのイベントが開催されると、会場に集まったファンの前で(『スペシャルステージ』なんて表現されることが多いですが)だいたいそのゲームソフトの作り手であるゲームクリエイターが登壇してその開発秘話などが語られるステージイベントが開催されます。

最近はオンラインで実施されることも多いですが、少しずつ世の中も落ち着いてきていて割とリアルで実施される機会も増えてきました。

で、そうやって普段見れないゲームクリエイターがステージに登壇するタイミングで多くのメディアがステージイベントの前後にインタビュー取材を行ったりしています。

今回のゲームショウ開催期間中も多くのゲームクリエイターが個別にインタビュー取材に応じて、それぞれの記事が各メディアに掲載されています。

そういう記事を見ていてふと感じることがあります。

「なんでこういうゲームクリエイターの記事の中の写真ってみんなおじさん達が腕を組んで険しい表情で撮影されているんだろう?」

皆さんはそう思ったこと無いですか?

私はずっと思っています。(今回もたくさんの記事を見てやっぱりそう思いましたよ)

だから今回の記事を執筆しようと思ったのですが。

アレって誰の仕業かご存知ですか?

「え、クリエイターご本人が望んでそうなってるんじゃないの?」

って思います?ハッキリ言っておきますね。違いますよ。

アレはメディアの仕業です。

メディア側が「こんな感じでこんなポーズをしてもらっていいですか?」とカメラマン経由で直接クリエイターにリクエストしてわざわざあんなポーズで撮影しているんです。

あ、先に言っておくと私はアレあんまり好きじゃあ無いんです。

具体的にここに画像を貼ったりなんて野暮なことはしませんが。『著名ゲームクリエイター』などのキーワードで画像検索してもらえればわかると思いますが、みんな腕組んで険しい表情でなんならちょっと光と影が強い感じで撮影されているものが多いです。

(あ、で、だいたい私はそれを断って全然違うポーズで割と元気で明るい表情で写っている写真が多いと思います。わざわざ画像検索しなくていいですが意図的にそんな感じで撮影しています)

今回はそういった『ゲームクリエイター像』を意図的に演出して、ある種のブランディングをやろうと考えているメディア側の意図についてお話していこうと思います。

これまでに私自身が様々なメディアから直接言われたことやその狙いなどについても実在エピソードを交えてお話していきますね。

①ゲームクリエイターのイメージを高尚なものにしたい
②インタビュー時の一人称も『私』から『僕』に変更する

こういったメディア側の狙いがどこにあるのか?何を考えているのか?そういった普段は知りようが無い戦略について学べる良い機会だと思って読んでいただけると嬉しいです。

では張り切っていきましょう!

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ブランディングは誰がやる?

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第392号『ブランディングは誰がやる』

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