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第251号『プログラマとサカナクションとダイドードリンコ』

いきなりよくわからないキーワードが3つ並んでいるように見えますか?

ちゃんと関係があるというか“よくわからない”という共通点があるのです。

少なくとも私は“そう”でした。

順に行きましょう。

プログラマとプログラマー、正しいのはどっち?

え?気になりません?

私はゲーム業界で仕事していてスタッフの職種紹介で“プログラマー”と表記されることには違和感が無いのですが“プログラマ”には違和感があるのです。

なぜ“ー”を付けない?

だって人でしょ?プログラマーって。

プログラムをする人・プログラムを組む人=プログラマーじゃないの?

なんか昔の人ほどたまに“プログラマ”って書く人が多い印象です。

なんで?

調べてみましたが特に理由も無くてプログラマでもプログラマーでもどっちでも正しいようです。

けどプログラマっておかしくないですか?

サカナクションっていうバンドをご存知ですか?

始めてこのロックバンドの存在を知った時の私の印象は

“え、サカナ、クション?クッション?ではなくて?え、どーゆー意味?”

という感じでした。

聞きなれない語感にやはり違和感を覚えました。

そして調べました。

どうやらこういった意図があるようです。

“バンド名にサカナというキーワードを使用しているバンドはなかなか存在しないからサカナという言葉を採用しよう、それにアクションというキーワードを加えることで「変化を恐れず行動する」という意味を持たせて唯一無二の存在感のあるロックバンド=サカナクションにしよう”

なるほど、納得でスッキリしました。

ダイドードリンコって何?なんでダイドードリンクじゃないの?

調べました。

“ダイドーの前身は大同薬品工業、総合飲料メーカーとして「ダイナミック(Dynamic)」と「ドゥ(Do)」にちなんで「DyDo」と表記を変えて、そこに英語の「ドリンク(Drink)」と“仲間・会社”を意味する「カンパニー(Company)」を合わせて「ドリンコ」という造語を生み出して、会社名全体で「ダイナミックに活動するドリンク仲間」という意味が込められている”

なるほどー、だからドリンコなのか、納得。

こうして人や企業の名称には一見すると違和感と言うかフックを感じるものが多くて、たとえそれが違和感であったとしても印象に残ることを優先する場合があっていずれの場合も私はこうして気になって調べて納得したわけですから正しかったと言えます。プログラマ以外は。

人やモノの名前のルーツをふとした拍子に考えて調べてみるとなんか面白くてためになる時もあるのでみなさんもどんどん気になったことは調べて納得してみたらいかがでしょうか。

ではここで一曲お送りしましょう、劇場版『バクマン。』の主題歌でもありましたサカナクションで『新宝島』、ぜひダイドードリンコのコーヒーでも飲みながら聴いてください。

さて後半部分はゲーム業界に身を置く人間としてはどうしても避けては通れない問題について言及していきたいと思います。

『ペルソナ』シリーズや『ファイナルファンタジー』にも登場する悪魔やモンスターとして有名な幻獣について掘り下げていきましょう。

【ケツアルカトル?ケツァルコアトル?ケツゥアクゥアトル?ケツァールコウアトル?】

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