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【TOEIC①】セブ島語学学校経営からTOEIC専門校設立へ。波乱すぎる人生その後は?

「TOEICの壁を越えたい」そう思いつつ、何度も挑戦しているのに思うように結果がでない。そんな人に知ってほしい「TOEIC×コーチング」という新しい英語学習法。短期集中で高い結果を出せる新TOEIC攻略法について、コーチング付きTOEIC専門オンラインスクール「COREDAKE(コレダケ)」の石原智之さんにお話を伺いました。

漫才師から引きこもり、海外移住&起業、事業停止、再起業。何度転んでも起き上がる!

前半では、石原さん自身のこれまでの歩みについて伺いました。漫才師を目指して挫折し、引きこもりに。やっとの思いでつかんだ就職も、直前で精神が持たないと思い、はったりをかましてオーストラリア留学へ。帰国後、身につかなかった英語力で会社員生活を送るも、安定に耐えられず退職。再度、オーストラリアに渡り就職をつかむものの解雇通告。
ギリギリつかんだフィリピン・セブ島で学校を設立するもコロナで事業停止。日本に帰国後、再度学校を設立するも直前で緊急事態宣言により中止。今年7月に、TOEIC専門のオンラインスクールを立ち上げ、今度は2021年12月16日、セブ島巨大台風に現地スタッフが巻き込まれ……。TOEIC対策の前に、なかなかこんなに濃い人生を送れる人はいないだろうなという石原さんのお話に興味がある方はこちらから先にどうぞ。

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TOEIC高得点者だけが知っている「正しい学習法」

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――石原さんは、これまでオーストラリア留学のエージェンシー、フィリピンセブ島で2校の語学学校を運営するなど、英語関係でいろんな仕事をされています。数ある英語事業のうち、なぜTOEIC専門のオンラインスクールにしたのでしょうか?

石原智之さん(以下、石原)オーストラリアとセブ島のロックダウン、日本の緊急事態宣言。これだけ何回もコロナの影響を受けたので、もうコロナがあることを前提にして考えようと思ったのです。そうなるとオンラインスクールになります。

とはいえ、オンライン英会話は大手企業がたくさん参入しているため、後発のうちがやってもまったく歯が立たない。「戦わずして勝つ弱者の戦略」をとらなければいけないと考えたのです。だったらなにがあるんだろうと思ったときに、TOEIC×オンラインというものを思いついたのです。

うちの元スタッフで、僕の右腕として働いてくれている人が、TOEICのスペシャリストです。彼と一緒にやろうと話していたとき、フィリピン留学でできなかったことをやろうという話になりました。そこで決まったのがTOEICとオンライン、この2つを組み合わせることにしました。以下、「コレダケ」の軸となる6つのポイントについてお話します。

【①TOEIC専門】高得点者はスピーキングの上達が格段に速い

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――就職や転職、海外勤務などの際に重視されるTOEICですが、勉強を続けてもなかなかスコアが上がらないという話も聞きます。

石原:TOEIC学習は一人でやる人が多く、そのため思ったように点数が伸びないとあれこれ手を出してしまい、結果としてどれも中途半端になってしまいます。たとえば、過去問を解く、似たような傾向の問題を解く。これらはどれも大事なことですが、それだけではリスニングが劇的に改善したり、苦手な長文読解がスラスラできるようになる、ということはありません。

たとえば、リスニングであればまずは音声変化についてしっかりと学ぶ必要があります。どの音が聞こえないのか、それはなぜか。どうしたら聞こえるようになるのか。日本人講師による座学と、フィリピン人講師によるオンラインレッスンで音声変化についてしっかりと習得することで、聞こえなかった音が聞こえるようになってきます。

また、モチベーション管理も大切です。弊社が提供するTOEIC専門オンラインスクールであれば、使用するテキストはもちろんのこと、コーチングつきなのでモチベーション管理や進捗も含めて計画的に実行できます。そのためひとりでやるよりも目標に沿ったスコアアップが狙えるのです。

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――TOEICで高得点を取れたからと言っても、英語を話せない人もいると聞きます。

石原:おっしゃる通りです。そうはいっても、仮にTOEIC高得点を取っている人が英語を話す必要があるとなったら、話すトレーニングをやれば習得は早いです。なぜなら基本的な単語はもちろんのこと、文法のルールも頭に入っているため、ひたすらアウトプット、つまり会話に集中できるからです。

これが、知っている単語の数が少ない、文法から覚えないといけないとなったら、単語も文法も会話も同時にやらなければいけなくなり、非効率です。

英語のシャワーを浴びるように聞いて覚えられるのは、せいぜい10歳くらいまでです。意味も文法もわからないのに、ただ英語を聞き流していてもまったく英語は話せるようになりません。

――「これからTOEICに挑戦したい!」という人はなにからはじめたらいいですか?

石原:まずは、単語と文法に集中する。そして、転職、就職や社内昇級にTOEICが必要なのであれば短期集中でスケジュールを立てる。この期間はTOEICに集中するとしないとどうしても他のことを優先してしまいがちなので。

「コレダケ」は、短期集中で確実に結果を出したい人のためのスクールです。自分の英語を習得する目的とあっていたら、このコースを受けてみてください。確実にスコアは上がります。

同時に、コーチングを受けることで、日々の仕事の進め方や時間の使い方も変わってくるはずです。TOEIC専門スクールですが、それだけではなく、時間の使い方、目標達成の仕方なども大きく変わってくるのです」


【②コーチング】魚を与えるのではなく魚の捕り方を教えたい

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――他社のTOEIC専門校との違いはどこですか?

石原:まず、オンラインでTOEICを専門に教えるというスクールはほとんどありませんでした。そうはいってもTOEIC専門校としては後発になります。そこで今注目されているコーチングサービスを取り入れることにしました。

講師は、コーチングについてもずっとセブ島の語学学校でもやっていましたが、かなりレベルが高かい先生でした。日本に帰国してからは、大手語学学校でコーチングをしていたこともあり、今コーチング業界で何が問題なのかもよく把握しています。

――コーチング業界では、どんなことが問題なのでしょうか?

石原:学習のやり方や時間管理だけを教えても、生徒が伸びるとは限らない」ということです。コーチングというのは、今、困っている人に魚を与えてあげる作業です。今多くのコーチングは、英語でいえば「この参考書を使ったらいいよ」「この学習を〇時間してください」というふうにやることを指示することはできます。生徒のモチベーションが落ちたら、サポートもするでしょう。反面、生徒自身がモチベーションを自己管理するところまでは至っていません。そのためコーチの励ましがあればなんとか頑張れるけど、コーチングが終わり、一人になるとまた元の生活に戻ってしまう生徒が多いのです。

そこで、我々は魚の釣り方を教えるべきだと思ったのです。スクールを卒業した後も、モチベーションが落ちた時はこうやって直せばいい、というようにベースのところをしっかりと教えたい。そこでまず1週間目の授業では学習の仕方について時間をかけて学びます。このレベルまではおそらくどこもやっていないと思います。

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――TOEIC専門スクール「コレダケ」では、どうしていますか?

石原:「コレダケ」ではTOEICを教えていますが、英語に限らずモチベーションの保ち方などをしっかりと教えます。というのもモチベーション維持の仕方は一人ひとり違います。コーチング自体は基本的にグループで行いますが、フレームワークを使ってかなり細かく落とし込みます。

最初に目標設定をする。それがうまくいかなかったときの立て直し方、どういう時にモチベーションが落ちるのか、回復するときはどういう時か。それを最初に自分で作って、それを何回も見直すように授業の中に組み込んでいく。そこまでやっていくので、コーチングもかなり深いところまでできるんじゃないかなと思います」


【③ハイブリット講師】過去問をただ解くだけでは点数は伸びない!

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――講師は日本人ですか?

石原:講師は日本人、フィリピン人、どちらもいます。文法解説においては、やはり母語である日本語で学んだほうが理解は早いです。外国人の先生が英語で教えると、文法の説明をされても我々日本人はあいまいにしか理解できないことが多いからです。

そのためにも、日本人講師がしっかりとロジカルに教えることが大切です。週末に日本人講師の下でしっかりと文法を学び、そのアウトプットの場として、平日の好きな時間にフィリピン人講師とオンラインでのマンツーマン授業を受けてもらいます。

しかも日本人とフィリピン人の先生の授業は連動しているため、ただ単にオンライン英会話をやるのではなく、ちゃんと学んだことをアウトプットできているのかを確認するトレーニングの場になっています。

そしてまた翌週、日本人の先生の授業で習熟度をチェックします。実践の場(アウトプット)の前に学んだことをしっかり予習することにより学習の理解度を高める反転授業を行うことで、確実に実力がついてくるのです。

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――現在、いろんなオンライン英会話スクールでもTOEIC対策を実施しています。何か違いはありますか?

石原:オンライン英会話スクールでもTOEICコースを開いているところはたくさんありますね。しかし、そのほとんどが過去問を解かせて解説させるというものが多いように感じます。問題数をこなせば点数は伸びるかもしれませんが、それだと非効率です。

コレダケでは「なぜその問題を間違えたのか」「正解していた場合も、もっと早く正解へたどり着かなかったか」など、単に正解、不正解ではなく根本的な問題はどこにあるのか原因をしっかりと探り、そのうえで対策を立てます。また本題のパターン選別できるように徹底的にトレーニングするので、かなり実践な形でやります。多少問題の質が変わったところで、基礎がしっかりと理解できていれば最速で正解を導き出せます。


【④ピアラーニング】学習仲間と切磋琢磨でスコアUP

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――今回、石原さんが開校する「コレダケ」では、グループレッスンとマンツーマンを平行して行いますね。オンラインでの授業といえば、マンツ―マンレッスンのみ行う中、なぜあえてマンツーマン+グループレッスンを取り入れたでしょうか?

石原:グループレッスンを取り入れたのには2つの理由があります。1つは、ともに学ぶ仲間を作ることで学習意欲を維持しやすいから。もう1つは、ライバルがいることでお互い切磋琢磨し、より成績が向上するからです。

マンツーマンでやる場合、今日は疲れているから、仕事が忙しいから予習ができていないということがあると思います。先生も生徒のスピードに合わせて進むからそれをよしとしてしまいます。しかし、それだとダラダラしてしまって、思ったよりも試験の点数が伸びなかったり、試験自体を先伸ばししてしまうこともあります。

グループレッスンの場合、全体のスケジュールにあわせなければいけないため、仮に仕事で送れることがあったとしても必ず1週間のうちには巻き返そうとします。

さらに、自分に自信がある人でもほかの人の成長を目の当たりにすることで、学習意欲が刺激され、気を抜かずより頑張ろうとします。それによってグループ全体の平均点が上がっていくのです。同時に、モチベーションが落ちた時、困った時なども仲間で励ましあうことができます。

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――グループレッスンに参加できない時はどうしたらいいですか?

石原:週末行うグループレッスンに参加できない場合は、あとでビデオを見てひとりで学習し、あとは平日好きな時間でフィリピン人講師とのオンライン英会話で実践すれば、すぐに追いつけます。

これまでTOEICといえば、ひとり黙々と取り組む人が多かったと思いますが、このスクールでは、コーチと仲間と一緒に学習することで確実にスコアを伸ばすことができるのです。

TOEICの点数が伸びない人の多くは、教材を使ったインプットしかしていないから”記憶する学習”になってしまっているのです。いくら記憶力がよくても限界があります。

そうではなくて、ちゃんと理解しないといけません。学んだ知識を確実に使えるようにするためには、学んだことを実践で使ってみる必要があります。ここを埋めるのがフィリピン人講師とのオンラインマンツーマン授業です。フィリピン人講師たちと実践演習をしてみる。先生の話す言葉をしっかりと聞き取れるか、シャドーイングがしっかりできるかなど実践で練習する。これによって、はじめて英語が自分の言葉として身につくのです。

【⑤12週完結型】結果を出すなら短期集中!

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――今回のTOEICコースは、どのくらいの期間学ぶことになるのでしょうか?

石原:基本のコースは4週間と12週間の完結コースとなります。TOEICを基礎からしっかり学びたいと言う方には12週間コース、試験直前にスキルを学んでブーストをかけたいという方には4週間のコースがおすすめです。入学時のレベルによりますが4週間のコースでも100点位は伸ばすことが可能です。

一般的に学校としては長期間就学してもらった方がありがたいのですが、そうすると学習進捗スピードが落ちても学校は気にしなくなりますし、学生も日常の忙しさなどで当初のスケジュールを崩してダラダラと長期化させてしまうこと傾向にあります。ですがコレダケは完結型のコースなので講師も生徒もその期間に全集中することができるようになっています。


【⑥スコア保証制度】期待可能得点は250点!

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――TOEIC専門スクール「コレダケ」では、スコア保証制度を導入していますよね。これはどのようなものなのでしょうか?

石原:今回、コレダケではスコア保証制度というものを取り入れています。これはスクールが定めた規定のレッスン等をすべて行った人が対象です。700点から750点の人は、保証スコアとして12週間で75点以上。

しっかり勉強できる人は、期待可能スコアとして150点は狙えるかなと思います。逆に500点前後の人は、保証スコアとしては125点くらい、期待可能スコアとして250点くらい伸びると思います。これは過去に実践してやってみているので、最初からこのスコア保証制度をつけられます。

受講する生徒さんは最低でもTOEIC450点以上、メインの層は450点から750点くらいを想定しています。というのも、それ以下の場合、そもそもの単語数がたりてないなどの基礎的な問題があります。

また、せっかくレッスンに出ても、ついてこられない可能性があるからです。仮に保証スコアに到達しなかった場合、別途4週間のマンツーマンコーチングを無料でつけます。そして確実にスコアをあげます。

TOEICを受ける目的や目標とする点数は、人ぞれぞれ違います。しかし、英語力の向上といった面ではみんな同じです。1つの目標に向かって、生徒も講師も一丸となり、一緒に学んでいく。目標スコアに到達することはもちろんのこと、その学ぶ過程も含めて楽しんでもらえたらと思います。

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(編集後記)

現在、私もTOEIC専門オンラインスクール「コレダケ」で12週間コースにチャレンジしています。日々の学習内容や、そこで学んだことをnoteに書いていきます。TOEICを受験する人、一緒にがんばりましょう。

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