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意思決定基準たち

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仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。
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#パーパス

ミッション・ビジョン・バリュー、そしてパーパス

ミッション・ビジョン・バリュー、そしてパーパス

週末土曜日の午後、対面形式での
ワークショップに参加してきました。
私にとっていくつかある
「サードプレイス*」のうちの一つ、
「大人の小杉ゼミ」の企画で、
組織開発について学ぶために
10人ほどのメンバーが集ったのです。

*自宅でも会社でもない第三の居場所

ちょうど一年前に、
同じく組織開発の学びということで
「ポジティブアプローチ」の
ワークショップを行いました。

今回はもっとオーソドッ

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稲盛さんの「成功方程式」にある言葉をあえて置き換える

稲盛さんの「成功方程式」にある言葉をあえて置き換える

最近、お世話になっている読書勉強会で、
稲盛さんの考え方をインストールする
機会に恵まれている。
『心と生き方』を終えた後は、
『稲盛和夫の実学』を読み進めているが、
彼の首尾一貫した哲学、思考に触れると
背筋が伸びる。

『心と生き方』の方に、冒頭から登場して
その後何度も出て来るキーワードが、
「成功方程式」とも言われるこちらである。

こんなにシンプルな方程式だが、
そこには人生や仕事に大き

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パーパスを折に触れて説く

パーパスを折に触れて説く

写真は、1890年に開業した、
帝国ホテルの初代本館だという。
こちらは、月刊誌『致知』に載っていた
広告紙面を撮らせてもらったもの。

表紙を開いてすぐのところ、
いわゆる「表2*」と呼ばれる場所に
展開された、1ページ広告の一部である。
その広告の全体は、以下のようなものだ。

*表紙前面を「表1」、その裏側を「表2」、
裏表紙は「表4」、その裏側を「表3」と
呼ぶ習わしになっている。

昨年

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売上高を目的にしてはならない

売上高を目的にしてはならない

「目指せxx億円」
というような、売上高を目標に掲げる
企業、組織は多い。
というか、ほとんどの企業は、目標として
売上高を掲げているのではなかろうか。

これが、いくつもある目標のうちの一つに
過ぎない、という場合もあれば、
最も重要な「必達」目標として掲げられ、
とにかくその目標目指して死に物狂いで
頑張るように仕向けられている場合も
あるだろう。

売上高を目標に掲げることが、
絶対的に悪い

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パーパスファースト

パーパスファースト


目的と手段が、いつのまにか
入れ替わってしまう。
手段が目的化してしまう。
よくある話である。

仕事を進める上で、
何のためにそれをやるのか、
目的をまず確認するのは
基本中の基本。

マーケティングのコンサルを
させていただいているお客様に、
マーケティングに関する具体的な
アドバイスを行うのと併せて、
「まず目的を明らかにする」
というようなアドバイスを
することもある。

勿論、私が期待

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