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ことば展覧会

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#創作

あなたとわたしの物語《冬》#ことば展覧会

あなたとわたしの物語《冬》#ことば展覧会

「待ってるよ はやく出ておいで」と あなたは言いました
覚えていますか?
あの瞬間 あなたの掌を 感じました

「もう少しだけ ここで一緒にいたい」と わたしは伝えました
あなたの掌を 中から ゆっくり押してみます
その瞬間 あなたとお父さんの 声が聞こえました

ことばって 海
おだやかな 海
やすらぎの 海

わたしに還る 海

 

「ようやく 会えたね」と あなたは言いました
覚えています

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あなたとわたしの物語《夏》#ことば展覧会

あなたとわたしの物語《夏》#ことば展覧会

「もらえたんだ 背番号」と あなたは言いました
覚えていますか?
あの瞬間 カラダの温度が 上がりました  

「全力で 応援する」と わたしは答えました
楽器を 心をこめて 磨きます
その瞬間 メロディーが 踊りだしました 

ことばって 雲
まっしろな 雲
わきあがる 雲

青空を押しあげる 雲

 

「来てくれたのに ごめん」と あなたは言いました
覚えていますか?
あの瞬間 雫が 胸をし

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地と水際に彷徨う

地と水際に彷徨う

起きて 太陽が微笑み

大丈夫 一緒だと 言う

夜中の目覚ましは 意味有りげに

一度だけ 澄んだような 痛みのような 音色を

搔き鳴らし 舞う 弦 爆ぜる 何か

動かないといけないから ひととき 汗

汗の中に 希望のような 闇 失望源

随分遠くで トンネル先の 正しい呼

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詩)言葉は自由だ

詩)言葉は自由だ

言葉は自由だ
頭で生まれて口から出て行く迄の間に
いったいどれ程の旅路を渡り歩いたのか
そう誤解する程に大きくイメージを
変えてしまう事もしばしば

自身でさえも上手く操縦出来ない程の
じゃじゃ馬を生みの親でもない他人が
きちんと理解するのはあまりに難題だ

そもそも思った通りに作られていないのに
口から飛び出して誰かの耳に入ったとたん
創造主の意図を無視してさらに自由に変わる

運良くそのまま伝

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詩)言葉に託す

詩)言葉に託す

言葉に想いを込めてはいけない
言葉に希望や絶望を込めてはいけない
言葉はどれだけ美しく着飾っても
言葉に過ぎず
それ以上でもそれ以下でもない

身勝手な自慰行為は醜く
見え隠れする事は滑稽だ
言葉が滑稽ではなく
その思いに隠されるべき
執着や未練が欲望の塊に見える
即ち己の存在が滑稽なのだ

言葉には何も込めずに
ただ託すべきだ
如何様に伝わるかはわからない
如何様に伝わったとしても
ただ託せばい

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詩)書き残した言葉

詩)書き残した言葉

いつかの為にと書き残した言葉
どうにもならない落書き
幼い頃に貰った人は
使い方が分からずに無暗に投げた
誰かが受け取ってくれればいいのだが
誰にも貰われずに宙に浮く

私という存在を忘れてはいないかと
誇らしげにこちらをみつめる

気付かぬふりをしてその場を立ち去る

大声を上げる訳でも
地団駄を踏む訳でもなく
こちらから手を差し伸べるのを
静かに待っている

今の私には貴方を救えない
いつか必

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