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いろいろ

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#ウクライナ

いろんなこと

いろんなこと

ここのところ、仕事が忙しくてバタバタしていたのですが、私と関係ない世間もいろんなことがありました。

いちばんビックリしたのは、やはりゼレンスキー大統領来日。
危険を犯して、こんな遠い東の国までよくぞまぁと思う一方で、これだけ色んなメンバーがに一堂に会する機会なんて滅多にないわけですよね。G7以外にもインドのモディ首相や韓国の尹大統領なども来てましたから。

今回のG7の成功云々というより、このゼ

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なぜ誰も止めなかった?

なぜ誰も止めなかった?

ニュースで知って、倒れそうになった。
岸田首相がウクライナのゼレンスキー大統領に『必勝しゃもじ』を贈ったという。

……はい?
見間違いかと思ったが、何度見てもしゃもじだった。

戦争をしている国に、必勝しゃもじを贈るセンスが心底わからない。スポーツの試合ではないのだ。バカなのか。

地元である広島の名産がしゃもじだと聞いたことはある。でも、生死を分ける闘いをしている国にしゃもじを贈りますか?

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遙かなるウクライナ

遙かなるウクライナ

つい1週間ほど前のこと。
Twitterで、研究者の方達がキーフに少し平穏が戻りつつあるのを喜んだり、美味しいレストラン情報をやり取りしているのを見て、少し和んだ。
写真で見るとウクライナのお料理はとても美味しそうで、この争いが終わって平和が訪れたら行ってみたいと思った。

・・・と思っていたら、急転直下というかさもありなんというか。
その直後にブチャやその他の都市で、撤退したロシア軍が民間人を虐

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研究者は戦争を止められないのか

研究者は戦争を止められないのか

ロシア研究者の廣瀬陽子氏による文章を読んだ。
今回のロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、その直前までそんなことは起こらないと思っていたこと、長年にわたる研究は戦争を防げなかったことに非常に重く受け止めていた。

「紛争勃発前夜まで、私は「侵攻はない」と自信を持って主張していたのだ。しかし、侵攻は起きてしまった。その時、「私が知っている」ロシアは消滅し、私が構築してきた議論も崩壊した。自分の長

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ゼレンスキー大統領の演説に思う

ゼレンスキー大統領の演説に思う

今日、18時からウクライナと日本の国会をオンラインで結び、ゼレンスキー大統領の演説があった。
仕事の都合で残念ながらリアルタイムでは聴くことができなかったが、報道番組でその一部を観たのと、全文翻訳したものを読んだ。ウクラインフォルム(ウクライナの国営通信社)日本語版より。

以前から話題になっているが、ゼレンスキー大統領のスピーチライターは非常に優秀だと思う。イギリスではチャーチルの演説になぞらえ

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報道ステーションで…泣けた

報道ステーションで…泣けた

報道ステーションで、大越キャスターがポーランドからレポート。
あなたが失ったものはなんですか?という問いに、サッカーを挙げた少年がいた。

それを受けて、防衛省防衛研究所の高橋氏が、クロアチアのサッカー選手モドリッチの名前を挙げて、やはり戦禍で家や家族を失ってもサッカーを諦めず、レアル・マドリードの選手になりバロンドール受賞に至ったことを語り、この少年には夢を諦めないで欲しいと伝えたいと力を込めて

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ラケットを銃に持ち替えて。。

ラケットを銃に持ち替えて。。

今シーズンの全豪オープンを最後に引退したウクライナのテニス選手、セルジー・スタホフスキー氏。
かつて、グランドスラムであのロジャー・フェデラーを破ったこともあるという彼は、休暇中のドバイでロシアが母国に軍事侵攻したことを知り、家族をハンガリーへ避難させて自身はウクライナへ向かったそうだ。

彼は今、軍服を着てテニスラケットの代わりに銃を持っている。
妻は反対したというが、祖父が眠り、自分が生まれた

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今は21世紀だよ

今は21世紀だよ

そう確かめたくなることが続く。
ウクライナから車で避難していく人が、「こんなの戦争じゃない、戦争は軍人同士が戦うものでしょう?」と泣いていた。胸をえぐられる。
残念ながら、戦争でいちばん犠牲になるのはいつの時代も市井の人々なのだ。軍人なら、覚悟もあるのだろうけれど。
住民避難のために開かれたはずの人道回廊は機能せず、あろうことか集まった人々にロシアから爆撃が行われ、そもそも回廊はロシアへ通じている

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マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン

マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン

なんでこんなことに…という気持ちにしかならない、この10日間。
まさか戦争が起こるなんて。
民間人を巻き込むなんて。
原発を攻撃するなんて。
それもこれも、あの狂人プーチンのせいだ。
あいつのせいで何百万人ものひとの運命が狂いつつある。

でも、誤算もある。
モルドバ🇲🇩やジョージア🇬🇪は、EU加盟申請を早めた。逆効果だ。
軍事供与をしないフィンランド🇫🇮やスウェーデン🇸🇪は武器提

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ウクライナと。。

ウクライナと。。

心あるひとは行動を起こしている。

長く、プレミアリーグチェルシーのオーナーだった、オリガルヒのアブラモヴィッチ氏がクラブを売却し、ウクライナの犠牲者救済に当てるという。

プーチンと近いロシア人の有力者が動くことは難しいと思っていたが、ここで沈黙を貫かず、行動を起こしたことには素直に敬意を払おうと思う。
このような行動が続き、プーチン包囲網が狭まっていくことを期待したい。
とても難しいとは思うけ

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それでも言い続ける🇺🇦

それでも言い続ける🇺🇦

作家の平野啓一郎さんからのメルマガにこんな箇所があった。

最後の一文に深く頷いた。
どうせ国連なんか何も出来ないとか、戦争反対などと言っても意味がないなどという言葉を散見するにつけ、ほとほとうんざりしている。
じゃあどうするの?
安全圏に身を置いてシニカルな批判ばかり繰り返すのは簡単だけど、それこそ何も解決はしない。

確かに私にも、「戦争反対」と声を上げること、ウクライナの人に世界が共にあると

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