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WBC侍ジャパンに学ぶ夫婦関係を良くするポイント

侍ジャパンは「最高のチーム」


WBC最高でしたね!

もともと、妻も僕も野球が好きで、一緒にテレビ観戦したりできて、共にドキドキと感動を味わうことができました。

今回は、侍ジャパンから、夫婦関係を築く上でのポイントをチームワークという点から考えてみたいです。

共に協力しあって、家庭づくりをしていくという意味では、夫婦はチームであり、そこで求められるのはチームワークだと思っています

侍ジャパンにおいて、僕が監督や選手達の発言で、一番印象的だったのが、「最高のチーム」だと口にしていることです。

長い間野球界にいるが、これだけすばらしいチームはなかなか見たことない(栗山監督)

最高のチームメートに恵まれて、どうにか勝てたと思います。
(佐々木選手)

チームとして機能とすることは、世界一になる上でとても力になったと思います。

より良いチームの3要素


アメリカの経営学者のバーナードは、組織の3条件として、以下を言っています。


共通目的:チームの目指す姿や目的を共通で認識している

貢献意欲:忠誠心をもって、チームに貢献しようとする意欲をもっている

コミュニケーション:自分の意見を主張し、互いの意見を探求できる話し合い

侍ジャパンに当てはめはめると、以下のようになります。

侍ジャパンにおける共通目的

世界一を奪還するということを目標にみんなと戦えて、このような結果で終われてハッピーです。栗山監督を胴上げできてよかった。(吉田選手)

監督を優勝させることができてよかったと思います。(中略)日本だけじゃなくて韓国も台湾も中国もその他の国も、もっともっと野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことがよかったなと思いますし、そうなってくれることを願っています

日本の野球が世界に勝てるんだという。みんなが一つになって、本当に楽しい時間でした。
野球を楽しんでいる次の世代の子たちが、僕らも頑張りたいと思ってくれたら幸せです(大谷選手)

もちろん、侍ジャパンは世界一を目指していたのですが、単なる世界一ではなく、「栗山監督のために」や、「子ども達のために」という意義を感じていたことも、強さの原動力になっていたと思います。

とにかく楽しく野球をしているところを、ファンの方々に見てもらうことがすごく大事だと思っていた(ダルビッシュ選手)

ダルビッシュ選手が言っていた「野球を楽しむ」という価値観も、選手間で大切にされていたと思います。

侍ジャパンにおける貢献意欲

野球において、チームに対する貢献というのは、分かりやすいスポーツです。

どうしても、大谷選手などの目立ったプレーヤーに目が行きがちですが、勝利のために、自分の役割に徹することが求められるスポーツです。犠牲バントなどはその典型です。

今回、昨年パ・リーグ本塁打王(41本)に輝くなど西武では不動の4番だった山川選手は、WBCでは3試合7打席の出場に留まり、代打として準備することが主でした。
栗山監督には「いろいろ迷惑をかけてごめんね」とすごく謝られたそうです。それに対して山川選手は、以下のようにコメントしています。

「こっちはそんなつもりはないですし、この最高の瞬間の一員になれたのが一番良かった。」

侍ジャパンにおいて、山川選手をはじめ、ほとんど試合に出られなかった選手も、ベンチで精一杯応援する姿がありました。

貢献意欲という意味では、宇田川選手のエピソードも知って頂きたいです。

昨年オリックスの日本一の立役者となったリリーフエースだった宇田川選手も、米国での決勝ラインドでは、一度も登板することなく、ブルペンでの待機で終わりました。

一見すると何ら貢献することはないように見えますが、そうではありません。決勝ラウンドの準決勝も決勝も2回から肩を作り始め、6回近くまで投げられる準備をしていました。試合終盤に差し掛かっても出番を待ち、最後までブルペンで待機しました。

厚澤コーチのコメントです。

長いイニングのバックアップに回れる能力を持っている。マウンドに上がらない中での作業が得意な人と得意ではない選手がいて、宇田川はずば抜けて上手

準決勝、決勝は常に1点を争う試合展開で、誰かがピンチを招いて降板しても、宇田川がいる。宇田川選手のブルペンでの準備は、投手にそんな安心感を与えていたのです。

侍ジャパンにおけるコミュニケーション

ほんとにみなさん、コミュニケーションをうまく取っていて、日本らしい素晴らしいチームだと思います。(宮城選手)

最年長のダルビッシュ選手がリーダーとなり、チーム最年長としてほかの選手が明るく笑顔でプレーできる環境作りを心がけていました。

練習中も年下の選手たちに自ら歩み寄り、変化球の投げ方やトレーニング方法について互いに教え合う雰囲気を作っていました。

食事会を開催したり、ため口でのやり取りを促したりしていました。

みんなが家族のよう。ダルビッシュさんがいなければ、こんな心境で大会を迎えられることはなかった(今永選手)

(09年)当時も素晴らしいチームでしたけど、今はフィールド外で笑顔があふれていますし、仲良く、チームとして一致団結している感じがしています(ダルビッシュ選手)

さて、あなたの夫婦は、共通目的、貢献意欲、コミュニケーションの3点につて、いかがでしょうか。

ぜひ、侍ジャパンに負けず、夫婦として良いチームになるために、この3要素の点から夫婦でどうかということを話し合ってみませんか。


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