見出し画像

正義感は価値観そのものではありません。自分の価値観より正義と悪義のどちらかに振り分けているのです。もちろんどちらでも無いものもありますが、正義も悪義も価値観が作り出したものです。価値観は個人の育った環境、経験、学びで変わるもので、1000人が1000人とも正義とすることは無いのです。なぜなら法律を守らない人を取り締まる人がいるのですから。

正義感は、自分の価値観に基づいて、ある事柄を正しいと判断することです。価値観は、個人の育った環境、経験、学びによって形成されるため、人によって異なります。そのため、正義感も人によって異なります。

例えば、殺人は法律で禁止されています。しかし、ある人は「殺人は絶対に許されない」と考える一方で、別の人は「戦争や自衛のためには殺人もやむを得ない」と考えるかもしれません。このように、同じ事柄でも、正義と悪義のどちらに振り分けられるかは、価値観によって異なるのです。

また、正義感は、必ずしも法律と一致するとは限りません。例えば、ある人は「同性婚は認められるべきだ」と考えるかもしれません。しかし、日本では同性婚は法律で認められていません。このように、正義感は、法律や社会の常識と異なる場合もあります。

このように、正義感は価値観に基づくものであり、人によって異なります。そのため、正義感を巡って、意見の相違が生じることもあるのです。

法律を守らない人を取り締まる人は、法律に基づいて行動しています。法律は、多くの人々の価値観の共通部分を反映したものであるため、ある程度の正義感を反映していると言えるのではないでしょうか。しかし、法律は常に正しいとは限りません。例えば、差別的な法律や、時代遅れになった法律も存在します。

そのため、法律を守らない人を取り締まる人が、必ずしも正義を守っているとは限りません。正義感を巡って、法律や社会の常識と異なる意見を持つ人がいることを理解し、尊重することが大切だと思います。

それでも自分の価値観と大きく異なる人に、訴えたい、わかって欲しいと思うのならば、それはわかってもらう努力をしなければなりません。相手の価値観を尊重せずにわかって欲しいと思うのはじぶんの価値観の押し付けです。

わかってもらうには押し付けになってはいけません。押し付けると、はねのけられるのです。相手の価値観を理解した上でその価値観に沿った自分の価値観を表現することが重要です。

お互いに価値観を尊重するには、否定はしないが賛成もしない、そして第3の価値観を提案するのです。どちらの価値観も取り入れた第3の価値観とは融合であったり、混ぜこぜであったり、足して割って引いてなどを提案しては練り直してみましょう。

例えば中華料理店で食べたいものが色々あって、意見が分かれた時にはハーフセットや定食の商品を入れ替えたり、お持ち帰りを利用したり沢山の人でシェアしたりして、自分一人が我慢することも、注文し過ぎてお腹いっぱいになることも食べ残すこともないようにすれば良いのです。

価値観の違いを尊重するためには、相手の価値観を否定したり、自分の価値観を押し付けたりしないことが大切です。否定や押し付けは、相手を傷つけ、価値観の違いをさらに広げてしまうことにつながります。

そこで、第3の価値観を提案することで、相手の価値観を尊重しながら、自分も納得できる解決策を見つけることができるのです。第3の価値観は、どちらの価値観も取り入れた融合であったり、混ぜこぜであったり、足して割って引いたりしたものであれば、お互いに受け入れられる可能性が高くなります。

例えば、殺人について、ある人は「絶対に許されない」と考える一方で、別の人は「戦争や自衛のためには殺人もやむを得ない」と考える場合があります。この場合、第3の価値観として、「殺人は絶対に避けるべきだが、戦争や自衛のためには、やむを得ないケースもある」という考えを提案することができます。

この考えは、どちらの価値観も尊重しており、お互いに受け入れられる可能性が高いと言えるでしょう。もちろん、第3の価値観を受け入れてもらうためには、相手の価値観を理解し、共感することが大切です。また、第3の価値観を提案する際には、相手を尊重する姿勢を忘れないようにしましょう。

以下に、第3の価値観を提案する際のポイントをまとめます。

  • 相手の価値観を理解し、共感する。

  • 自分の価値観もオープンにする。

  • 第3の価値観は、どちらの価値観も取り入れた融合であったり、混ぜこぜであったり、足して割って引いたりしたものにする。

  • 相手を尊重する姿勢を忘れない。

これらのポイントを押さえて、お互いに価値観を尊重し、より良い解決策を見つけられるようにしましょう。

#正義感 #パンダのポッさん #御坊市