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セフレに本気で恋した思い出の日々

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仕事に忙殺される時期に出会った同じ会社の1人の男の子。彼と過ごす時間は心から楽しくて1番自分らしくいられた。出会って2日でセックスから始まった私たちの関係だけど、夢中で恋をして、…
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2021年5月の記事一覧

セフレ=ナオの人物像紹介とLINE公開🤭 〜ナオ編 エピソード19〜

セフレ=ナオの人物像紹介とLINE公開🤭 〜ナオ編 エピソード19〜

今回はナオ編シリーズ特別編として、
ナオと出会った2018年3月9日から
前回 "エピソード18" の9月6日までの、
過去のLINEを一部曝け出しちゃいます♪

今まであまり"ナオ"という人物描写がなく
どんな男の子なのかエピソード②で触れて
以来、ほぼ説明してきませんでした。

しかも途中からナオが登場しなくなったり、
かと思えばまた登場して、また一瞬で消えたり(笑)、さらに言えばナオ以外の登

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いつでも私の方が好きだから、私から終わらせるしかなかった 〜ナオ編 エピソード20〜

いつでも私の方が好きだから、私から終わらせるしかなかった 〜ナオ編 エピソード20〜

少し遡ること、2018年7月11日。

もう3度目、いや4度目になるのだろうか。
ナオとの別れを決意する。

別れとはつまり、もう一生
連絡を取らないこと、会わないということ。

わたしはいつも衝動的にブロックした。
それは、些細なナオの発言で爆発してしまうほどに日頃から傷ついていたからだった。
暇さえあればナオの言動を深く考え込んでは落ち込んだりモヤモヤしていた。

だけど今回はいたって冷静に決

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やっぱり好きだと再確認した夜の、求めるようなセックス 〜ナオ編 エピソード21〜

2018年9月6日(木)

約2ヶ月ぶりだろうか。
ナオと会うのは、あの渾身の別れのLINEを送った
7月10日以来だった。

どうしてまた突然に…
私はもうとっくに気持ちの整理がついていたのに、ナオはいつもかき乱す。
この2ヶ月の間、お互いそれぞれの職場で多忙な日々を過ごしてきたことは間違いない。
そんな中で、私のことをずっと考えてくれていたのだろうか。
寂しく思ってくれていたのだろうか。

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誰よりもこの瞬間、今、あなたを愛してた 〜ナオ編 エピソード22〜

誰よりもこの瞬間、今、あなたを愛してた 〜ナオ編 エピソード22〜

2018年9月12日(水)

朝8時から働いてこの日仕事が終わったのは
22時。急いで帰る準備をし、タクシー捕まえて帰宅したのは22時45分。
そこから10分で支度して22時55分に出発。

23時12分。御器所駅から金山行きの鶴舞線に飛び乗った。
昨日はなんと名駅まで行ったはいいものの、
慌てすぎて間違えて岐阜行きに乗ってしまい、
結果ナオの家とは全くの真逆の終電に乗るというヤバすぎる間違いをし

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移りゆく心と去りゆく秋 〜ナオ編 エピソード23〜

移りゆく心と去りゆく秋 〜ナオ編 エピソード23〜

2018年9月25日(火)

この日私は、軽率にだいちをふった。
たった1ヶ月弱だったけど、
これ以上はだいちの幼稚さに付き合ってられなかったため、はっきり伝えることにした。

だいちみたいな男には
理由を有耶無耶にせずにズバッと伝えた方が傷つけることなく後腐れなくキッパリ縁が切れると分かっていたから、
この際ハッキリ言ってやった。

「傷つくかもしれんけど、ちゃんと言うね」

だいち「おう」

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あぁ、やっぱり私は猛烈に恋してる!幸せな愛しい時間 〜ナオ編 エピソード24〜

あぁ、やっぱり私は猛烈に恋してる!幸せな愛しい時間 〜ナオ編 エピソード24〜

2018年9月27日(木)

この日私は仕事を終えてタクシーで帰宅。
急いで準備し、最終電車に飛び込む。

向かう先は一つしかない。
再びナオのいる西尾へ向かった。

超絶仕事人間でタフに働きまくってるあのナオが連日の夜勤・残業続きで肺炎を拗らせたとLINEがきたのは、昨日の夜のこと。

肺炎で仕事を休んでることを知り、
これはゆっくりナオに会えるチャンスだと瞬時に思った。

仕事柄私たちはいつも

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鮮やかな記憶は、ジャズの音色と共に 〜ナオ編 エピソード25〜

鮮やかな記憶は、ジャズの音色と共に 〜ナオ編 エピソード25〜

2018年9月28日 
前回の続き

それから私たちは、
手を繋いで海辺を歩き、車へと向かった。

途中、近くにある一昔前のリゾートホテルにふらっと入り、お手洗いだけ借りる。

そのホテルはバブルの時期に栄えたのであろう面影を感じた。
ふと、和歌山の白浜を思い出した。
似たような雰囲気がここにもある。
地方にある綺麗なビーチ沿いのホテルというものには、毎度どことなく"味"を感じる。

それは栄枯盛

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