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ぱいぱんなちゃん
2021年5月3日 07:27
今回はナオ編シリーズ特別編として、ナオと出会った2018年3月9日から前回 "エピソード18" の9月6日までの、過去のLINEを一部曝け出しちゃいます♪今まであまり"ナオ"という人物描写がなくどんな男の子なのかエピソード②で触れて以来、ほぼ説明してきませんでした。しかも途中からナオが登場しなくなったり、かと思えばまた登場して、また一瞬で消えたり(笑)、さらに言えばナオ以外の登
2021年5月5日 03:43
少し遡ること、2018年7月11日。もう3度目、いや4度目になるのだろうか。ナオとの別れを決意する。別れとはつまり、もう一生連絡を取らないこと、会わないということ。わたしはいつも衝動的にブロックした。それは、些細なナオの発言で爆発してしまうほどに日頃から傷ついていたからだった。暇さえあればナオの言動を深く考え込んでは落ち込んだりモヤモヤしていた。だけど今回はいたって冷静に決
2021年5月8日 04:48
2018年9月6日(木)約2ヶ月ぶりだろうか。ナオと会うのは、あの渾身の別れのLINEを送った7月10日以来だった。どうしてまた突然に…私はもうとっくに気持ちの整理がついていたのに、ナオはいつもかき乱す。この2ヶ月の間、お互いそれぞれの職場で多忙な日々を過ごしてきたことは間違いない。そんな中で、私のことをずっと考えてくれていたのだろうか。寂しく思ってくれていたのだろうか。私
2021年5月14日 06:29
2018年9月12日(水)朝8時から働いてこの日仕事が終わったのは22時。急いで帰る準備をし、タクシー捕まえて帰宅したのは22時45分。そこから10分で支度して22時55分に出発。23時12分。御器所駅から金山行きの鶴舞線に飛び乗った。昨日はなんと名駅まで行ったはいいものの、慌てすぎて間違えて岐阜行きに乗ってしまい、結果ナオの家とは全くの真逆の終電に乗るというヤバすぎる間違いをし
2021年5月21日 05:17
2018年9月25日(火)この日私は、軽率にだいちをふった。たった1ヶ月弱だったけど、これ以上はだいちの幼稚さに付き合ってられなかったため、はっきり伝えることにした。だいちみたいな男には理由を有耶無耶にせずにズバッと伝えた方が傷つけることなく後腐れなくキッパリ縁が切れると分かっていたから、この際ハッキリ言ってやった。「傷つくかもしれんけど、ちゃんと言うね」だいち「おう」
2021年5月25日 06:33
2018年9月27日(木)この日私は仕事を終えてタクシーで帰宅。急いで準備し、最終電車に飛び込む。向かう先は一つしかない。再びナオのいる西尾へ向かった。超絶仕事人間でタフに働きまくってるあのナオが連日の夜勤・残業続きで肺炎を拗らせたとLINEがきたのは、昨日の夜のこと。肺炎で仕事を休んでることを知り、これはゆっくりナオに会えるチャンスだと瞬時に思った。仕事柄私たちはいつも
2021年5月28日 06:45
2018年9月28日 前回の続きそれから私たちは、手を繋いで海辺を歩き、車へと向かった。途中、近くにある一昔前のリゾートホテルにふらっと入り、お手洗いだけ借りる。そのホテルはバブルの時期に栄えたのであろう面影を感じた。ふと、和歌山の白浜を思い出した。似たような雰囲気がここにもある。地方にある綺麗なビーチ沿いのホテルというものには、毎度どことなく"味"を感じる。それは栄枯盛