あぁ、やっぱり私は猛烈に恋してる!幸せな愛しい時間 〜ナオ編 エピソード24〜
2018年9月27日(木)
この日私は仕事を終えてタクシーで帰宅。
急いで準備し、最終電車に飛び込む。
向かう先は一つしかない。
再びナオのいる西尾へ向かった。
超絶仕事人間でタフに働きまくってるあのナオが連日の夜勤・残業続きで肺炎を拗らせたとLINEがきたのは、昨日の夜のこと。
肺炎で仕事を休んでることを知り、
これはゆっくりナオに会えるチャンスだと瞬時に思った。
仕事柄私たちはいつも時間に追われて、
気の休まることもなく、24時間365日基本的に仕事のことを考えない時はない。
頭の片隅では意識しており、現場から連絡が来てもいつでも対応できるようにはしている。
それこそ病気でもしない限り、
ゆっくり休めるタイミングはないのだ。
ナオが肺炎を理由に仕事を休んでいる今なら、私がナオに合わせて多少休みを調整すれば、ゆっくり2人で過ごすことができると思いついた。
別に看病目的じゃない笑
あれだけ血の気が多くてバイタリティ溢れててパワフルなナオが肺炎ごときでくたばるとは到底思えなかった笑
「じゃ、明日会いに行くわ!」
私からのLINEを見てもナオは、私が看病しにやってくるなんて思わないのは分かっていた。
「クレイジーやなw こっちは肺炎患者やで」
いつものノリで返ってくる。
たぶん、この人元気やなって
このやりとりで悟った。笑
0時25分。
ナオがわざわざ駅までお出迎え。
ゆるいスエットにジャージでメガネのナオは
新鮮で、いつもよりおとなしいオフモードな感じにキュンとした。愛おしかった。
(私は昔から病弱シチュエーションに興奮する変な性癖があるw きっかけは幼少期に見たセーラームーンの天王はるかにガチ恋してた時
。いつもは強いはるかが風邪で寝込んで弱ってる時に敵襲に遭うシーンがやたら萌えて興奮したことがはじまりで、今でもあの性的興奮はやたらと覚えてる🤭////)
にしてもナオはこういうところが優しい。
そしてこういう行動からも
私のことがほっとけなくて好きなんやなって
ことがわかる。満足♡笑
おうちに到着し、連泊予定で持ってきた荷物を置いて、ちょっと落ち着いたらナオに後ろから抱きついてみる。
大丈夫?って声かけながら
背中さすったり、顔覗き込んだり。
ナオみたいに普段元気でうるさい人が落ち着いてる姿を見ると、私の中のSの血が疼く。
そうしているうちに、
ナオの方からちょっかいかけてきた。
おっぱいなど色々なところにナオの手が触れる。まさぐるような手の動き。
今日の私の格好は、お気に入りのbeauty & youth の涼しげなトップスに、ショートパンツ。そしてDiorの香水をつけていた。
ナオが少しでも欲情してくれたらって。
(のちに毎年夏になると、
このDiorの甘ったるい香りを思い出す。
夏の思い出と共に官能的なイメージを彷彿とさせる香りとして脳裏に刻まれることとなった。。)
ナオが首元に唇を落とす。
ふわふわに巻いた髪に顔をうずめて、
男の子の目つきで見つめてくる。
その獣のような目つきがたまらなくエロい。
そんな目で見つめられたら、濡れる。
あそこがウズウズしてくる。
「わざわざ僕とセックスしに来たんですか?笑」
「うん。ナオのこと心配で」
文脈が噛み合わない返答をする。
けど否定はしないよ。
いつもはナオに抱かれるけれど
今日は私の好きなようにナオを一方的に気持ち良くさせようかと思っていたのに、
やっぱり今夜もいつも通りナオのペースで前戯されて正常位のセックスへ。
やっぱり気持ち良くて私が先にいっちゃって
ナオはいけずにモンモンとしたまま眠りについた。
(肺炎やのにセックスする体力あるのは
予想通りやし、ナオもナオで人のこと言えやんくらいには狂ってる!ってナオと言い合ったw )
翌朝、
ナオは朝一で点滴を打つために病院へ。
私はナオのベッドで寝かせていただき、
ナオが病院から帰宅した朝10時頃に起床。
(いやどっちが病人🤣w)
そこから軽くシャワーを浴びて準備して
12時。
せっかくの休みやから外に遊びに行きたい。
って雰囲気がお互い合致しており、
とりあえずナオの車でごはん屋さんへ。
ナオは前々からずっと西尾に来たら色々楽しいとこあるよ。って私にアピールしていた。
新天地の西尾を色々研究したらしく、
西尾自慢をしていた。
よっぽど私に来て欲しかったんやと思うw
実は色々案内したかったんやろなって。
私もアウトドア派で、
新天地に引っ越したら美味しいものや綺麗な場所、楽しそうなスポットを探しては人に紹介したり、案内するのが好きなタイプだ。
そういうところはナオとすごく気が合った。
ナオのおススメのしゃぶしゃぶ屋さんに行って、昼間からがっつり♪
2人で昼間から向かい合ってごはん食べるなんて、実は初めてだった。
ナオの、鍋みたいに肉や野菜をどんどん放り込むスタイルが貧乏くさい!ってさんざんいじって、おかしくて笑った。
そしてお腹いっぱい食べた。
何気ない会話を永遠と続けられる。
ナオとの話題は尽きることはない。
お互い気遣わないでずっと笑ってられる。
時々ムカつくけど、その時に素直にムカつくって言えるし、こんなに楽しい人はいない。
ナオはめちゃくちゃおしゃべりで
基本ずーーっと話してるのはナオの方。
私はといえば、興味ある話題は聞くし
興味ない話題はすぐ話題遮って
私の話したい話題に変えるw
文脈関係なく思いついた話をするw
でもお互いツッコミは欠かさずに行うスタイルで、別にボケてるわけではないけど、
天然な発言とか気になったことには容赦なくツッコむのが私たちw
だから会話のテンポが良い!
そして何よりものすごく自由な会話。
「で、次どーする?」
会話の節目に切り出し、
私はおもむろに行きたいところを調べ始める。
「吉良の"和カフェ たらそ"に行きたい!!!」
ここはナオが以前におススメしてくれてたところ。病人にわがままを言ってみるw
少し距離が離れてるため、
ナオはしばらくいや遠い!とか言ってたけど、甘えまくったらしぶしぶOKしてくれた😉♪
車でびゅーーーん。
秋晴れの昼下がり。
和カフェ たらそは
三河の海が望めるオープンカフェ。
有名な建築家がデザインした石造りの設計。
その眺めは、まさに絶景!
知る人ぞ知るお洒落な人気カフェだ✨
ほんとに波の音が心地良い。
自然に心が穏やかになる。安らいでゆく。
そして隣にナオがいる。
この瞬間に強く強く実感する、
私はこの人が本当に好きなんやなぁって。
素直に心から幸せやと感じる、
めちゃめちゃ楽しいひととき。
それはまさに最高に心地良い時間だった。
そうやって私たちはしばらく
かすかな波の音に耳を澄ませ、
日常を忘れてまったりと時を過ごした。
お茶して和菓子を食べた後、
カフェを後にし、私たちは海岸に下りてみることにした。
私はサンダルを脱ぎ、浜辺を走り、
海に駆け寄り、足元だけ入水!
「気持ちいいーーーー!!」
開放的な気分になり、思わずはしゃいだ。
時刻は黄昏時間近の、17時頃だろうか。
海は綺麗な黄金色にキラキラ輝いていた。
ナオはそんな私を見て、
手を繋いでくれた。
「足元危ないからちゃんと見てな。」
すごくさりげなくてとても気が利く。
ナオはいつもナチュラルにこういうことをやる。優しい。
特に今日のナオはいつもより格段に優しい。
私が海に入ったら、
いつもみたいにバカやってるわって
俯瞰されると思ったら、
まさかのこっちに寄ってきて手を繋がれるなんて、正直予想外すぎた😳
今、たった2人だけの時間を、
2人きりで過ごしていること。
手を繋いで海辺をどこまでも歩いている。
その事実が嬉しすぎた。
人がいない広い海辺にいて、
恋人がやりそうなことをしていることを
冷静に客観的に見つめてる自分がいた。
笑顔にならないはずがない!
思わず声に出して叫んじゃうほどに、
今、私はとても幸せだと感じた。
これだから、恋は楽しい。
やめられない!
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