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システマ 表面で動く、感じる

今週のトレーニングも、最近やっている状態チェックをいろんな角度でやりました。

状態チェックは、自分一人でやると中々難しいので、人に触れたり、感覚を伝えてもらったりしながら身体になじませていくイメージです。

やったこと①状態チェック
・からだの表面(皮膚)で動く
・骨で動く
・表面と骨の両方で動く
・両手を横に伸ばす
→筋肉を使って無理やりピンと伸ばすと胸の辺りが緊張するので、結果的にからだは伸びていない。力まないように自然と手が左右にグイーンと伸びるイメージ。からだに詰まりや滞りがない
・片手を上、片手を下にして伸ばす
・手を前後にして伸ばす
・3人のワーク。AさんがBさんの腕を握る、BさんはCさんに触れる
→Bさんは力の流れの通り道。Bさんが全員を感じながら、自分の中の詰まりをクレンジングできれいればAさんの力がCさんにそのまま伝わる
・2人のワーク。3人でやったのと同じことを地面でやる。Cさんが地面に置き換わるイメージ。AさんがBさんを掴む。Bさんは足を通して地面に力を伝える
・動く時は、テンションで全身をつなげない。全身は元々つながっているので、詰まりがなければ一つのまとまりとして動ける
・状況が変化する中で、常に最高の自分、最高の状態を見つける
→良い状態に戻ろうと考えても、悪い状況をもとに戻せるとは限らないので、その時々で答えを見つける

やったこと②表面の感覚を養う
・表面で動く
→全身の皮膚のスーツで動くイメージ。でも思ったより皮膚は外。衣服で動く、さらに外の自分を纏う薄い膜ごと動くくらいのイメージ
・拳の表面から多くの情報を得る
→プッシュアップを表面で動いて行う。地面から多くの情報を得るとそれがパワーになる。表面で軽く触れることで多くの情報を得られるのは木でも人間でも同じ。
・2人のワーク。触る方のワークは、表面で相手を触って全体を捉える。触れられる方のワークは、相手のテンションを自分の中(筋肉など)に入れ込まない。表面で感じる、動くことを自分で選び取る。
・2〜3人のフリーワーク。複数人になっても同じで、全身に空気の層をまとって全体を捉える
→相手の行為を変えずに状況を変える。腕を掴まれたとか、小さいことを気にしない。もっと開放的にバカになって自由に動かないと新しい発見はできないと言われ、たしかに思考の枠を外すってそれくらいしないとだなぁと思いました。ハッピー感が大事ですね(笑)。
などなど。


感覚の話になるので、全体的に難しめではありますが、その時々で「ほお、自分はこういう時にこんな感覚になるのか〜」という気付きがあり、面白いです。

感覚と軽さがあれば自然とパワーに変わりますが、私はまだパワーに変わる感覚が薄いので、まずはひたすら感じるを意識しています。行為としては、思ったより何もしないので、感じる=からだで味わうという感覚に近いです。

あとは、意識が飛んでいる・気が上がっている状態は本当に自分を弱くするなと改めて気付きました。逆に、しっかりした足でどっしり立てていると、細かいことが気にならなくなって、まぁどうにでもなるかと思えるので不思議です。

他には、肘や肩が詰まりやすいので、表面を選んで表面で動くこと、内側ではなく外側に意識を向けること、軽く動くこと、などをやっていきたいです。詰まっているところは感覚が消えているので、消えていることにまずは気付いていければと。そんな事を考えました。

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