おばあちゃん、ごめんなさい
先日、父方の祖母の三回忌だった。
横浜にある父の実家に訪問するたび、私は祖母に何もしてあげられなかったなぁ…と思う。
幼少期、遊びに行くといつもニコニコして「いらっしゃい」と出迎えてくれた祖母が、私は大好きだった。
誕生日には毎年リクエストを聞いてくれて、それに応えてくれて。それに加えてお祝いのお小遣い(毎度、結構高額だった…)をくれた。
ただ、小さい頃の私は厚かましくもそれが当たり前のようになっていた。
「おばあちゃんにお礼の電話して」
「おばあちゃんにお誕生日のお祝い