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オン眉前髪はいいぞ

私はオン眉前髪(=眉毛より上に切りそろえた前髪)にしている。
ふと思い立って自分で眉上まで前髪を切ったのがその始まりだが、まぁ視界が良好なのだ。
いちいち手で退ける必要がない、実に合理的な前髪だと思っている。

“ふと思い立っ”たきっかけは、Instagramでオシャレなオン眉女子たちを見つけたことである。
「オシャレ女子に、俺はなる!!!」
と決意してハサミを入れた結果、鏡の前にはオシャレ女子というよりクレラップ女児がそこにいた。

前髪を切ったその瞬間は、「あぁ…本当にこれで良かったのか?私はこれからしばらくクレラップな見た目で生きるのか…?」と思ったりもしたが、慣れてみるととても快適。
何より、冒頭で述べた通り視界が良好だ。

それに、眉毛が見える状態、というのもなかなか悪くないと気が付いた。

もともと私は太くてしっかりした眉毛の持ち主なのだが、前髪で眉毛を隠していた時代、その眉の黒さが却って強調される、というのが悩みでもあった。
何とか眉マスカラで色チェンジを図ってはいたものの、オン眉にして眉毛が露わになった途端、眉毛の色チェンも相まって何だか顔が明るく見えるのだ。

ええやんオン眉。
自分の顔が明るく見えるだけで、何だか楽しい気持ちになってくる。


そして、セルフカットしてしばらく経つとまた前髪は眉毛のラインに達したので、次は美容院できちんとプロに切ってもらおうと思った。

「前髪は眉毛より上まで、短くしてください!」

そうオーダーすると、担当の美容師さんは戸惑ったように
「ええと…今までその短さにされたことはありますか?」
「扱いづらくなかったですか?」
「浮きやすくなってしまいますが大丈夫ですか?」

と、これでもかと確認してくる。

確かに、私の前髪は浮き癖があるのだが、そんなのオイルをちょちょっと付ければ解決する問題だ。
美容師さんがそれだけ確認してくるということは、やはりオン眉人口は少ないのかなぁ…と感じた。

でも一度やってみると、意外と快適ですぞ。オン眉前髪。

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