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エッセイらしきものばかり

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何がエッセイなのかよく分かっていない人が書いたエッセイらしきものです。
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#文学

いわゆる「笑ってはいけない」状態

いわゆる「笑ってはいけない」状態

 友人から文学の学会を覗いてみないかと誘われたんです。私は文学に全然詳しくありませんし、友人はその学会に所属しているわけではない。なんで誘ったのか、いろいろと謎だらけです。ただ、学会に所属していない、いわゆる外部の人も参加可能とのこと。よく分かりませんが、とりあえず友人の誘いに乗ってみました。

 会場は某大学の一室でした。早速、受付に行きますと「名前と所属を書いてください」とのこと。名前はともか

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うっかり人の心を打つ詩を書くと大変なことになる

うっかり人の心を打つ詩を書くと大変なことになる

 トマトは酸っぱいせいもあってか、嫌いな食べ物にあげられがちのようです。ネットで検索すると子供に限らず、大人も嫌いな人がそこそこいるようで、根強い不人気がございます。

 ところで、なぜか知りませんが世の中には子供に詩を書かせ、それをまとめたがる一派がいるようです。かくいう私も小学生をしていた頃に詩を書かされた記憶があります。こういう時は大体「子供の素直な感情を詩に」みたいなうたい文句とセットでお

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文豪に迫るストーカーとビジネス

文豪に迫るストーカーとビジネス

 ウィキペディアで小説家「梶井基次郎」の項目を読んでいたんですが、いろいろと驚愕しました。彼の「生涯」の記述で気になったところを抜粋し、箇条書きにしてみました。

1911年(9~10歳)
・結核だった祖母がしゃぶってた飴玉をなめて結核に感染した。
1919年(17~18歳)
・夏目漱石に影響を受けすぎて、好きな子への想いを友人に手紙で送った際、本文の他に夏目漱石の失恋の英語詩も書いた。
・夏目漱

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この世は芸術作品に覆い尽くされるかもしれない

この世は芸術作品に覆い尽くされるかもしれない

 墓地が不足するという記事を見ました。全世界の人口は増え続け、誰もがいずれお墓に入る。土地、足りなくなるじゃん。ということのようです。

 確かに、人が増えればそういう問題が現れてくるのでしょう。それに関連して私、気になっている事柄があります。

 古来より人は多くの芸術作品を生み出してきました。絵画、彫刻、建築、音楽、文学、などなど。中には数千年にわたって人々に親しまれてきたものもございます。

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