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医療介入となるも、考えてもしょうがないことを知る
最初の診断から2か月後、娘の顔色不良もあり、これはいよいよ怪しくなってきたぞと思っていた矢先、数値の低下が認められ投薬治療開始の合図になってしまった。
予想も覚悟もしていたが、実際その診断を受けるとガクッときて父親が先に倒れてしまった。なんじゃそりゃ?
小児科のベッドで横になる父親に、悲観した娘がしくしくと泣く。怖さ、親への不憫さ、どうしようもない現実に打ちひしがれて、まずったなぁ、と心底反省
再生不良性貧血 中等症の暮らし
あれから2カ月が経過し、親の心模様もアップダウンを繰り返した。
娘の病状は普通をベースに、生理時に貧血症状が悪化することから、
なんとかトランサミンと高たんぱくの食事と休息で適応している。
生活レベルは何も規制することなく、氷を多く食べてしまう貧血からくる作用が気になるものの、今のところ深刻な害はない。
また犬の散歩、学校での運動、コロナ禍での学校生活、友達との交流、絵画に書道、部活と忙しい日々
時を計測し、心の波打ち加減を測る
最初の衝撃からいくつも答えが変わり、最終的にこの病気が判明し、深刻な部分と楽観的な部分が入り乱れ、心が不安定になっている。その時から一週間が経過した。
やはり心は強くはなっていた。自分が今まで経験した精神的不安定な事象から、何度も立ち直ったおかげでもある。そのたびに多くの人に救われたし、自分の知らなかった一面を見ては驚かされることもあるし、失望することもあった。でも全体的にはポジティブに受け止め
すぐに「答え」を知りたがる
春の連休に僕らが計画していたものは、山でのキャンプ&ファイアーだった。
その3連休の週末に検査入院することになり、またそこから一転即日退院となり、目まぐるしい人生ジェットコースターに乗ることとなる。おかげで家族は右往左往して疲れ果てている。
次に来たのは前にも書いた病気を調べる、といった情報の洪水。もうこれ以上は耐えられない、というバッドエンドまで調べつくすと心の栄養がほとんどなくなっていた。
深夜の夫婦会談の結果
娘の病名がついた後、僕らはとにかく白血病じゃなかったことで大いに楽観してしまった。治療が開始されなかったこともあり、この新たな病気の名前「再生不良性貧血」にピンとこず、日常に戻れたことに安堵を強く抱いたのであった。
娘は長期闘病に向けて膨大に用意した本やアニメに忙しくなり、長期入院から解放されたことを仲のいい友人たちとLINEで報告していた。そうやって自分の前に去来した多くの事象を面白おかしく伝
悩みの期間にいろいろしていたこと
とにかく家事の充実が僕の心のペースを整えてくれた。
まずは何をしたか?
家事というと掃除・洗濯・料理などだが、とりあえず「家のこと」が家事なのであって、それにまつわることを集中して丁寧に仕上げていった。
その間に本当は仕事の知識を増やさなければならなかったのだが、ペース配分というやつもあるし、と言い聞かせてバランスを取ろうとしたのだろう。
まずは犬の散歩を妻とすることである。
不眠の気があるの
知識・経験の蓄積が意味するもの
あれだけ怖がっていた職場もだんだんと打ち解けてきた。
いいですね。
いいですねって、いい言葉だなぁ。
ここに来るまでどれだけ眠れぬ夜を過ごしたか。
どれだけ鼓動を打ち鳴らしたか。
どれだけ苦しい思いをしたのか。
10月の自分はよく頑張ったとほめてあげたい。
ハロウィーンですべてを洗い流した。
と思い切りたいね。
ポカもしたし、それ以上によくできたところもある。
この境地に来てわかったのは、そ
飛び込んだ、あとの風景
ファーストインパクト(異動勧告)から約ふた月が経過。
新たな職場環境では緊張が緊張を呼び、パフォーマンスを落とさないことに集中し、時間の経過とともに慣れてくる自分をひたすら待ちながら、知識や経験をため込み、諸先輩方のアドバイスを金言として1日1日を送ることに徹した。
過剰な仕事のストレスから解放されるべく、
仕事以外は極力すっぱりさっぱり忘れて家庭に仕事を持ち込まないようにした。ただどうしても専
人と会い、人と話せば、まわりまわってきづいてみる
金曜日はよく人と会って話した。
とても多くの人との関係が出来上がっている。いいことだ。仕事の話もプライベートの話も、多くのトピックスが僕の体を抜けていった。兆候としてはかなりいい感触である。
人間はまわりまわっていくものであるし、ポイントポイントで人は深くつながることがあるだろう。いつも深い関係は必要ではなく、迷ったり不安になったり、苦しい時に頼れる人間関係を気づいていけるかが大切なんだろうな
ストレス直下通過後の風景
ひと月半前に現在の仕事場へ異動が突如通告されてから、一カ月の慣らし期間を経て週の半分以上は移動先での慣れぬ作業が開始された。
10月一週目を終えて、今のところはだいたいの難局を問題なく乗り越えているといった感じである。最大の問題であったストレスにさらされた抑うつ状態での仕事のパフォーマンスは、今のところ低下されることなく維持しているといえる。次の問題は「慣れ」と「新たな展開による環境の変化」だろ
変化する前がいっちゃん怖い
10月から新しい職場へと部分的に移る。
9月から慣らしで職場訪問するが、祝日が多いし、週一での業務レクチャーなどもあり、不安しか大きくなってこない。こういう生殺し状態は抑うつ状態が続いて大変よろしくないのだが、家族の支えがあって何とか前を向いて歩いている。これが何より大きい。
妻とは時間を見つけては互いの不慣れな職場環境でどうすればいいのか?という対話を繰り返せるし、それによって互いに自己研鑽