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時を計測し、心の波打ち加減を測る

最初の衝撃からいくつも答えが変わり、最終的にこの病気が判明し、深刻な部分と楽観的な部分が入り乱れ、心が不安定になっている。その時から一週間が経過した。

やはり心は強くはなっていた。自分が今まで経験した精神的不安定な事象から、何度も立ち直ったおかげでもある。そのたびに多くの人に救われたし、自分の知らなかった一面を見ては驚かされることもあるし、失望することもあった。でも全体的にはポジティブに受け止めることができていたのだろう。平穏な日々を送れていたのがその証左でもある。

この7日間で職場にも復帰し、日々の流れに少しずつ身をゆだねては、強かった自分の感覚を取り戻そうとしている。

まだできていないのは、
1.筋トレ
2.テニス
3.友人たちとのトークセッション
4.心療内科通い
5.バリバリ仕事モード
6.気分転換の街の散策
7.旅行による気分転換
8.アート感覚
9.夢へのリアルな行動
10.病気と完全に向き合う(知識心構え編)
である。

この内容をルーティンや長期的行動計画に入れて、少しずつ自分のレジリエンスを高めていきたい。きっといつか自分たちを支えてくれるだろう。

この難病を前に、どうしても悪い想像が働く。が、これはもうどうしようもない。想像するものを力でねじ伏せても、やはり無理があるのだから。ではどうすればいいのか?その上をいく想像を喚起し、信じ込まないといけない。僕は「絶対に大丈夫」ということを、常に繰り返して自分に言い聞かせるようにしたい。

まずは自然寛解を目指して、ストレスが極力ないように過ごすことが肝心である。彼女の好きな絵画を通して、創作意欲と自分の力を呼び覚ます力とを呼応させて何とか軽症まで収まってくれることを祈りたいのである。

その根幹で右往左往しながらもがいている。これが一週間目に自分が立っている場所である。悪くはないと思う。自分たちができたことを、まずは褒めようと思う。出だしはいいのではないか、と。まだ心は波打っているが、この有事が平時になれば、僕ら家族はまた一段と上に行けるだろう。きっと必ず大丈夫なのだから。


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