田中理紗子@フリースクール「みんなの実家」準備中

「子どもも母親も自分らしくいられる場所」をつくるため、大切なことを学ぶ人を増やし「自分…

田中理紗子@フリースクール「みんなの実家」準備中

「子どもも母親も自分らしくいられる場所」をつくるため、大切なことを学ぶ人を増やし「自分ギライ」をなおすための活動をしています。わたしたちから「発達障がい」「不登校」など受け入れて、自分のまま生きることを目指しませんか。船橋市生まれ、札幌市在住。元心理カウンセラー、児童指導員など。

最近の記事

「問題のある子どもはいない」。でも、子どもは「ぜんぶ自分のせい」と思いやすいから。

子どもというのは 無条件に親やまわりを 受け容れる存在。 自分に心当たりがなくても 自分が悪くないと思っていても 怒られたり 理不尽なことがあれば 「自分が悪いせいだ」と 思うことで 自分を納得させていきます。 「納得」というより 自分に言い聞かせて 抑えるような感じでしょうか。 不満があっても ストレスがあっても 自分で好きに発散することは 叶わず、とても不自由で不便で 大変な立場に 置かれることが とても多いです。 子どもたちは 「自分に問題がある」 「自分が悪

    • 「兄弟」仲よくすることは大変なこと。それぞれに、相手のことを伝え、教えて、練習させて。

      子どもは自分のことで精一杯。 自分のこともわからないし 相手を理解することは もっと大変なことで 一つ屋根の下に住んでいるからと言っても 親のことも、兄弟のことも よくわからなくて当然だと思います。 ケンカしたり、すれ違ったりした時に 「兄妹なんだから、仲よくするように!」 と言われても どうやって仲よくしたらいいのか 子どもにとって やり方なんてわかりませんよね。 わたしたち、大人でも 隣の席の人と「仲よく」することが 難しかったりしますが まだ感情を抑えたり 理

      • 「どうしても学校に行ってほしい」学校を休む期間が長くても大丈夫。子どもの意欲は時間を超える。

        わたしたちは学校へ行くことを 「絶対に大事なこと」とほぼ強制的に 通わされてきた経験があると思います。 学校は 「絶対に行くところ」。 行ったからこそ 親にも怒られずにすんだし 友だちもできたし 人としての関わり方も学んだし だから、社会人になって 経済力も持てて、 恋愛も結婚もして、 今自分があるのは さかのぼれば 「学校」が始まり と思っているところが あるかもしれません。 自分の今の生活を 支えているのは 学校生活だ、と。 学校に行く前から 「学校に行くの

        • 「がんばれば、やれるのに」は気のせい?子どもに何ができて、何ができないのかをただ理解する。

          大人になると、 子ども自身のことよりも 自分のやること、やるべきこと、 気になって仕方がないことを見ていたり 理想の子どもをみていたり 子どものことをよくよくみているつもりでも みえていないし、 わからないののなのだと実感をします。 自分が、大人になるまでの 何十年間をかけてできるようになったことを 「がんばれば、できるよね」と 勝手に決めつけてしまい わたしは「できない」という理解をすることの 大切さをわかっていなくて 子どもに負担をかけてしまっていたことがあり

        「問題のある子どもはいない」。でも、子どもは「ぜんぶ自分のせい」と思いやすいから。

          失敗なんてあたり前。本能のごとく。身体のごとく。

          赤ちゃんが寝返りを打とう打とうとして 1日中やっている時。 座れるようになろう、なろうと 1日中やっている時。 つかまり立ちをしよう、 立ちあがろうととにかく 1日中、失敗してもすぐチャレンジ、 失敗してもすぐチャレンジする姿をみて 本来、人間というものは、 「こうやって」生きるものなのだと 「生き方」を教えてもらえたようで 心を打たれたことがあります。 赤ちゃんや子どもの姿に 忘れてしまっていた大切なことを 思い出させてもらえた経験は 誰にでもあるのではないかと思い

          失敗なんてあたり前。本能のごとく。身体のごとく。

          子どもは政治よりも、親の影響を受けて育つから。

          ちょうど一週間前に、東京都知事選が 行われましたね。 数年前のわたしなら結果にがっかりして いたと思います。 「あの人が、あんなに頑張ったのに、ダメなんだ、、」 「あの人が選ばれない社会なんて終わってる、、」 「やっぱり、もう、誰がどう頑張っても無理なんだよ、、」と。 政治が変わること、変えることが わたしの未来、子どもの未来が 明るくなるために必要なことだと 思っていたからです。 今は、わたしが変わることで 明るい未来が始まると思うようになったので がっかりをしてい

          子どもは政治よりも、親の影響を受けて育つから。

          自分の意欲がすべての始まり。不登校を通して「自分を大切にする」ことを学ぶ。

          不登校のお子さん3人を 自宅でホームスクーリングのようにして 活動している方がいます。 朝、当番でパンをこねて、 毎日みんなで掃除をして、 釣りに行ったり、カヤックをしたり マウンテンバイクで走りに行ったり ラジコンを組み立てたり、、 子どもたち3人一緒にも、 それぞれ、にも、 思い思いに過ごしています。 失敗して、やり直して、 試行錯誤しながら 毎日子どもが自主的に 取り組んでいる話を聞くと 本当に、とても豊かな経験をしていると 感じます。 釣りに行って川に行っ

          自分の意欲がすべての始まり。不登校を通して「自分を大切にする」ことを学ぶ。

          「発達障がいがあること」と「社会で働くこと」と「幸せであること」。何も関係がない今の時代を生きる。

          自分が何に興味があるか、 自分が何になら一生懸命になれるのか。 そうした自分にとって 大事なことを大事にできる人生を 歩むこと。 そのための仕事や そのためのお金や そのための暮らし。 わたしは全然考えたことがなくて、 というよりも、 自分が好きなことを知るより 周りに合わせたり、 周りの要望に追いつくことで 精一杯。 要望を満たせる人を 演じたり、そんな他人のふりを することでいっぱいいっぱいで 自分に余裕が なかったです。 自分の何が好きか、 自分が何を求

          「発達障がいがあること」と「社会で働くこと」と「幸せであること」。何も関係がない今の時代を生きる。

          子どもに薬を飲ませること。

          発達障がいの子どもに 薬を飲ませること。 きっと、したくない親も多いと思います。 息子にも ADHDの飲ませていたことが ありますが、 本来、薬を飲んで治療すべきは わたしでした。 子どもには何も問題がないのに 自分の負担をすべて子どもに押しつけて そのために、薬を飲んでもらっていたのです。 こちらの記事にも書いていますが、 子どもには、本当に問題がなくて、 わたしが、楽をするため、 自分は変わらないままで 息子に薬を飲ませて 息子を変えて 枠にあてはめようと

          親は「言うこと」を「聞かせる」存在ではなくて、感じられて、思われて、決めさせている存在。

          子どもが「言うこと」を「聞かない」と 悩みとして聞くことがあります。 「子どもに言うことを聞かせること」が 親のつとめ、だと思っていると 本当に大変ですね。 親は大変だし 子どもは、もっと大変。 「言うこと」を「聞かせる」というのは 「ルールを守らせる」というより 「支配したい」 「思考停止させたい」 という意味である気がします。 わたしは、息子が小さい時に こんなにもエネルギーと 好奇心のかたまりの子どもに 「言うことを聞かせる」なんて したくない、し できな

          親は「言うこと」を「聞かせる」存在ではなくて、感じられて、思われて、決めさせている存在。

          「手のかからない子」はいない。

          わたしは、「手のかからない子」だったそうです。 自閉症でADHD、摂食障がいもあって 大学生の時には 万引きをして逮捕されたり、 援助交際をしたり、 高額化粧品を買い借金をして 数々の依存症であったのに、です。 笑。 家では頑張ってすべてを隠して、 生徒会をやったり、 有名大学を卒業し、 当時は上場していた企業に入社をして 社内結婚をしたので、 「いい感じ」とみえる側面もあったので とてもわかりにくかったと思います。 自分と他人は明らかにちがう、 このままではマズイ!

          「子どもに同じ思いをさせないように」。その実現の前に「そんな思い」をした自分の心のケアを。

          わたしが母親になって大失敗したと 思うことの一つに 自分が経験した「嫌なこと」を 体験させないようにと 思い過ぎていた ということがあります。 誰でも、 自分がされて嫌なことは 人にはしない、ということを 学んでいますし わたしも余裕がある時なら できるし、できてきたと思いますが 子どもを生んで 心身が変わって 命の最前線と向き合っている 母親にとっては 簡単なことではありません。 なぜ、簡単ではないか、 仕組みをお話ししますね。 わたしは、 「話を聞いてもらえ

          「子どもに同じ思いをさせないように」。その実現の前に「そんな思い」をした自分の心のケアを。

          「今」が完璧。子育てを通して、他人と比べても意味がなく、理想や、未来と比べることも、意味がないことを思い出す。

          人はどんどん成長していくものだから、 今が、1番若くて、1番未熟。 今日が自分の人生の中で、 1番に未熟であることは 大人であっても 子どもであっても 誰でも同じだけれど 子どもは 子どもの その時の「完璧」を生きていて、 1歳なら1歳の「100%」な状態を 生きていて 2歳なら2歳の「100%」を 生きていて 「座れない」 「歩けない」 「話せない」 ということは 「足りない」 「至らない」ではなくて。 誰かと比べて、 将来と比べて、 理想の姿と比べて、 「

          「今」が完璧。子育てを通して、他人と比べても意味がなく、理想や、未来と比べることも、意味がないことを思い出す。

          13.「生まれてきてごめんなさい」誰も謝って欲しいと思っていない、共に楽しい時間を過ごしたいと思っている。

          子どもを受けいれるよりも 「自分が自分に受けいれられ、自分を大切に想うことが先!」と いうことで自分に「禁止」しやすい13項目を ご紹介しています。 「しにたい」 「しんだ方が、役に立つんだ」 「どこか消えてしまって、自分はいなくなった方いいんだ」 と、思ったことがない、 という人はいないと思います。 傷つかずに生きていければいいのですが なかなか、人生はそうはいきませんね。 人間関係を築く上では 傷つけられること 傷くけること 傷つけ合うことは あることだから

          13.「生まれてきてごめんなさい」誰も謝って欲しいと思っていない、共に楽しい時間を過ごしたいと思っている。

          12.「どこでも周りと溶け込めない」自分が自分を受け入れて、自分が自分の居場所になりたいという心の声を聴く。自分の声で世界をつくる。

          子どもを受けいれるよりも 「自分が自分に受けいれられ、自分を大切に想うことが先!」と いうことで自分に「禁止」しやすい13項目を ご紹介しています。 「どこに行っても、周りの人と溶け込めない」 「どこにいても、ここは自分の居場所ではない、と思ってしまう」 いつも疎外感を感じたり、孤立感を感じている人、 居場所を探しているような気がする人は 「所属するな」 「仲間入りをするな」 「孤独になれ」 と、自分に命令しているかもしれません。 子どもの頃に家族と離れて育ったり、

          12.「どこでも周りと溶け込めない」自分が自分を受け入れて、自分が自分の居場所になりたいという心の声を聴く。自分の声で世界をつくる。

          11.「やっぱりわたしはダメなんだ」何がダメって、自分の人生で一番価値があるのは自分だと忘れていることがダメの元。誰よりも重要な「自分」に今すぐ戻る。

          子どもを受けいれるよりも 「自分が自分に受けいれられ、自分を大切に想うことが先!」と いうことで自分に「禁止」しやすい13項目を ご紹介しています。 「自分に自信が持てない」 「ちょっとしたことでも、自分はやっぱりダメなんだと 落ち込んでしまう」 そうした状態は、もうあたり前になりすぎて いちいち気にもしないかもしれませんが これは本来の「あなたらしい」姿では ありません。   幼少期に、親から 「本当に、ダメだね、、」と なんでもない時に否定をされてきたり よく怒られた

          11.「やっぱりわたしはダメなんだ」何がダメって、自分の人生で一番価値があるのは自分だと忘れていることがダメの元。誰よりも重要な「自分」に今すぐ戻る。