見出し画像

「兄弟」仲よくすることは大変なこと。それぞれに、相手のことを伝え、教えて、練習させて。

子どもは自分のことで精一杯。

自分のこともわからないし
相手を理解することは
もっと大変なことで

一つ屋根の下に住んでいるからと言っても
親のことも、兄弟のことも
よくわからなくて当然だと思います。

ケンカしたり、すれ違ったりした時に
「兄妹なんだから、仲よくするように!」
と言われても

どうやって仲よくしたらいいのか
子どもにとって
やり方なんてわかりませんよね。

わたしたち、大人でも
隣の席の人と「仲よく」することが
難しかったりしますが
まだ感情を抑えたり
理性が働きます。

子ども同士にとっては
それはそれは
とても難しいことで無理で

「合う、合わない」はあるし
「個性、特性、能力」にちがいはあるし
その使い方だってわからないから

その子自身に
どんな個性でどんな特性、能力があるかを
伝えて

相手がどんな個性でどんな特性、能力が
あるかを伝えて、

それぞれにどうしたらいいのか
わかるように伝えてあげたり
練習をさせてあげたり
機会を与えたりして
人間関係の築き方を伝えていく必要が
きっとあるのだと思います。

「子ども同士だから
放っておいても大丈夫」
「兄妹だから大丈夫」
なんてことはあり得なくて

異性なんて特にわからないし
わかり得ないことがあるから。

わたしたちも
子どもの時に
戸惑っていたはずですが
忘れていたり

「上の言うことを聞くものだ」
「下はガマンをするものだ」
「下は手がかかるから仕方がない」
「上はガマンをするものだ」

そうしてただの「年齢」で学び
受け容れたかもしれませんが

子どもには「年齢」以外にも
個性も特性も、能力も、
感情も心も身体も芸術性も感性も
いろんなものがあるので

「ない」ことにせず
「ある」ことを伝えていきたいものですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?