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12.「どこでも周りと溶け込めない」自分が自分を受け入れて、自分が自分の居場所になりたいという心の声を聴く。自分の声で世界をつくる。

子どもを受けいれるよりも
「自分が自分に受けいれられ、自分を大切に想うことが先!」と
いうことで自分に「禁止」しやすい13項目を
ご紹介しています。

「どこに行っても、周りの人と溶け込めない」
「どこにいても、ここは自分の居場所ではない、と思ってしまう」

いつも疎外感を感じたり、孤立感を感じている人、
居場所を探しているような気がする人は

「所属するな」
「仲間入りをするな」
「孤独になれ」

と、自分に命令しているかもしれません。

子どもの頃に家族と離れて育ったり、
家族との心の距離が遠かったり、

海外住まい、家柄のいい家、貧乏な家など
「自分は他のみんなとは違う」と
感じながら育った人が

「疎外感」や「孤立感」を
もちながら生きることが、
正しいことだと信じて
自分に命令をしていることが
よくあります。

近所付き合い、親戚付き合いが下手で
周りとうまくやれていない
孤立している親をモデルにして

自分も「人との付き合いを好まない人生」を
真似して歩んでいることもあります。

わたしたちは
親が与えてくれたものを
信頼して受け入れて

「愛」と認識しているので

自分にとって
「疎外感」「孤立感」も
親とのつながりを思い出し
愛を感じる
大事な感覚になっているのです。

疎外感は、
親からの愛。
孤立感は
愛された証。

そんなふうに信じた過去があるから
今も、「疎外感、孤立感」=「愛」として
共にあるのです。

大事なのは、これから、ですね。

これからをどう生きるか。

「愛」の定義を変えて
自分にとっての「愛」を
感じながら生きていくことも
わたしたちは選べます。

自分次第です。

そして、
この禁止令があると
いつでも、どこでも
誰といても居心地がよくなくて
属しているものに対して
不平不満が多くなります。

学校、職場、地域社会、
日本国、などなど
集団を成しているものに
八つ当たりしてしまうのです。

自分に合わないところに
わざわざ所属をして
疎外感や孤立感を感じる必要があるので
負担はとても大きいですよね。

いつもイライラしていなければ
いけません。

いつも一人で行動していて
「ひとりが好き」と
思わないと疎外感が辛く

自分が置かれた状況が
受け入れられないから
かもしれません。

「所属するな」
「仲間入りするな」
をもつと、とてもみじめな気もちを
抱えることがあるけれど

それも自分で決めて
生み出したものだから

自分で受け入れて
自分で活かしていける力です。


世界で唯一の自分だから、
誰とも似ていないし、
誰ともわかり合えるわけではないけれど、

その真実に「疎外感」や「孤立感」は
不要です。

みんながみんな

ちがうから、理解しようと思い合って
ちがうから、認め合って支え合って
ちがうから、楽しくて笑えることが
たくさん生まれます。

ちがうから、世界が広がり
ちがうから、自分が深まり
ちがうから、描ける未来が
たくさんあります。

「仲間入り」ができなければ
「仲間」を自分で集めてつくればいいし。

自分のことを
諦めなければ
どんな禁止令に縛られている自分だって
自分らしく生きていけるのです。

それが、本来の自分だし
自然なことだから。

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